日本の歴史を旅する (岩波新書)

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  • / ISBN・EAN: 9784004316763

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    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/687162

    「4 道 四国巡礼道—山野河海の活用史を構想する(徳島県東部)」

  • 旅の案内、エリアの歴史案内にちょうどいい

    Ⅰ  人   ひと
     1 芭蕉  大津に蓄積された情報力 (滋賀県大津市)
     2 連歌師宗長  伊勢湾岸を襲った災害を越えて (三重県東部)
     3 菅江真澄  津軽の開発史を伝える (青森県津軽地方)
     4 若山牧水  故郷日向を離れて思う (宮崎県東部)

    Ⅱ  山   やま
     1 筑波山  山に引き寄せられた人々 (茨城県筑波山麓)
     2 立山  山は人を育て、経済を豊かにする (富山県東部)
     3 白山  霊山が育む深い信仰心 (石川県金沢市)
     4 六郷満山  谷間の村の文化力 (大分県国東地方)

    Ⅲ  食   しょく
     1 讃岐うどん  平野と海の恵み (香川県讃岐平野)
     2 若狭もの  流通文化の水脈を見つめる (福井県小浜市)
     3 佐渡の味覚  植民文化の力を考える (新潟県佐渡市)
     4 宇都宮餃子  食と道の関わり (栃木県宇都宮地域)

    Ⅳ  道   みち
     1 四国巡礼道  山野河海の活用史を構想する (徳島県東部)
     2 山陽道  備前福岡をめぐる産業文化 (岡山県東部)
     3 山陰道  都市発達史を益田に探る (島根県益田市)
     4 会津街道  日本の統合をめざした人々 (福島県会津盆地)

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    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00249751

  • <目次>
    第1章  人
    第2章  山
    第3章  食
    第4章  道

    <内容>
    中世史の大家、五味文彦のエッセイ(東京大学出版会の雑誌「UP」連載の記事を改稿したもの)。真面目な著者らしい、真面目なエッセイであるが、こうしたテーマで旅をするもの乙な感じがする。歴史紀行エッセイなので、どこの店がうまいだとか、そういう文はないが、きちんと各所の歴史を古代から押さえてあるので、そこを旅する時には大いに参考になるだろう。

  • 東2法経図・開架 B1/4-3/1676/K

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著者プロフィール

1946年生まれ。東京大学・放送大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専門は日本中世史。著書『院政期社会の研究』(山川出版社)、『吾妻鏡の方法』(吉川弘文館)、『中世のことばと絵』(中公新書)、『絵巻で読む中世』(ちくま学芸文庫)、『書物の中世史』(みすず書房)など。

「2019年 『中世史講義 院政期から戦国時代まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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