いかそう日本国憲法: 第九条を中心に (岩波ジュニア新書 235)

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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005002351

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    自衛隊の登場にはじまり、九〇年代の「国際貢献」「国連中心主義」の名のもとの「憲法見直し論」まで、試練に立たされつづけている憲法第九条。
    これを亡きものにするのか。
    それとも、第九条のもとで、ユニークな平和主義国家として世界に貢献する道をえらぶのか。
    第九条を中心に、憲法をいかしていく方法を探ります。

    [ 目次 ]
    第1章 憲法を「物語」にしてみる視点―新しい憲法観の試み
    第2章 平和憲法「物語」における「はじまり」―第九条の成立とその背景
    第3章 「物語」のおかしな「展開」―「敵役」自衛隊の登場
    第4章 「物語」の受難―ふたつの「解釈改憲」
    第5章 落とし穴としての「集団的凡庸」―ある間奏曲
    第6章 「物語」へのさらなる攻撃―「国連中心主義」による憲法切りくずしの試み
    第7章 別の「物語」への作為―「国連中心主義」を軸にした改憲論
    第8章 軍事力・国家・憲法―もうひとつの間奏曲
    第9章 「物語」からみた「国連の軍隊」構想―真の「国際化」をめざして
    第10章 「物語」の諸国民への拡がり―第九条は世界平和のモデル
    第11章 「物語」を守り育てるもの―日本に根づく平和文化
    第12章 いい「物語」に仕立てるために―私たちが選択すべきこと

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著者プロフィール

奥平 康弘
奥平康弘:

「2017年 『新装版 なぜ「表現の自由」か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奥平康弘の作品

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