南方熊楠: 森羅万象を見つめた少年 (岩波ジュニア新書 268)

著者 :
  • 岩波書店
3.11
  • (3)
  • (0)
  • (11)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 75
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005002689

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 結構読みづらかった
    でも南方熊楠のいろいろなことに興味を持って、自分の力でそれを研究しようとするやり方は僕には真似できないなぁと思った。
    中国人との会話にも興味を持ってて色々なことを考えるなと思った

  • 図書館ではヤングアダルトコーナーにあったはずなのに、とかくのは読みやすく小説風になっていたというわけではなかったから。よかったところはうまいうまいとうわさには聞いていた熊楠の絵が挿絵として、資料として処々にでてくるところ。うーん、確かにうまい。詳細をとらえていて~というよりも、よく見ている人なんだなあとうならせる感じでした。内容は若かりしころ~洋行時代のもので、やはり苦労をしたのだなという様子でそれでも研究をしたかったという情熱がすごく感じられて、YG時代に読むにはちょっととっつきにくい本だけれど、読んだらもっと熊楠に触れてみたくなるだろうと思う。

著者プロフィール

1934年千葉県生まれ。東京都立大学人文学部文学科(中国文学専攻)卒。出版社勤務ののち、神戸大学文学部教員、雑誌『中国』編集部、平凡社版『南方熊楠全集』校訂者ののち、1974~97年、都立大教員。南方熊楠邸の資料整理に協力。2004年南方熊楠特別賞受賞。
著書に『南方熊楠 森羅万象を見つめた少年』(岩波ジュニア新書、1996年)、『中国の花物語』(集英社新書、2002年)、『南方熊楠 梟のごとく黙坐し居る』(ミネルヴァ日本評伝選、2006年)、『南方熊楠の説話学』(勉誠出版、2013年)、訳書に『中国民話集』(岩波文庫、1993年)などがある。

「2019年 『中国民話と日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

飯倉照平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×