- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005003297
感想・レビュー・書評
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国ってどこからどこまでが国なの?に始まり…
おもしろい観点で国とは何か、地球とは何か、人とは何かを考えさせてくれる本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中国、香港、台湾、アメリカ…。それぞれの関係を知ろうとするとき、必ず出てくるキーワードが「内政干渉」。でも、一体なんのことだっけ?
そんな時にお役立ちなのがこの本『国際関係がわかる本(原康) (岩波ジュニア新書)』です。
国際関係とは、人間同士の関係と同じように、国と国との付き合いのこと。
国同士の付き合いを円滑に進めるための、約束事やしくみ・組織を学べます。
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国同士が付き合っていくなかで、「これだけはしてはいけない」というルールが"1つだけ"あります。
なんだと思います?
答えは、「内政不干渉(の原則)」。冒頭にでてきたやつですね!
中身は「よその国のなかの出来事に口を挟んではいけない」というもの。
最近(2020年)の中国の主張は、この原則に基づいたものだったんですね。
ただ、「どこまでが内政への不干渉なのか」の判断は解釈による…というのが、この原則の興味深いところ。
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内政不干渉の原則を曲げて解釈していないか?を判断は、道徳面だけ下されるわけでは、もちろんありません。
経済利益など、各国の思惑が複雑に絡んできます。
解釈に大きく依存する原則だからこそ、国や人の傾向を学び知っておくことが重要です。
内政不干渉と判断するか?しないか?を見極めると、それぞれの国の立場や思惑が見えてきます。
同時に、自分自身の考え方の傾向を知れる糸口にもなりますよね。
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世界の人びととと同じように、国もさまざまな顔や体格・行動パターンを持っています。
その国がどんな国なのか。どんな振る舞いをするのか。「見極め方」を知り、付き合い方を探れる一冊です。 -
高校2年の夏に将来に関して本をよめと言われて読んだ本。
当時買ってみたは良いものも、適当に読んでいた。。。
国際系に興味があったのだと再度認識笑 -
こう言う本は、なるべく買ったらすぐに読まないとね。買ってから10年以上経ってしまっていたよ。。
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書かれたのが古いのでうん?な部分はあるが具体例を挙げて世界の情勢、問題を考察しているので非常に読みやすかった。
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[ 内容 ]
「国」とは何かから、外交の作法や国際社会のルール、冷戦後の国際秩序づくり、平和・人権・環境など国境を越えた人類共通の理念づくりまで、国際関係の諸問題をコソボ、ユーロなど時事的な例にそって具体的に語り、「国際関係ってどんな関係?」という質問にわかりやすく答えます。
世界に向って活躍したい若い世代は必読。
[ 目次 ]
序章 国際関係の縮図―在ペルー日本国大使公邸占拠事件
第1章 国とは何だろう
第2章 世界にはどんな国があるの?
第3章 国と国のつき合い方
第4章 新しい国際秩序にむけて
第5章 「一つの世界」への道
第6章 21世紀の国際関係と日本の国際責任
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[ 参考となる書評 ] -
これは本が悪いんじゃなくて私が悪いんですが
やっぱり1999年の本と言うことで情報が古いです -
中高生向け
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児童向けの本のはずですが…私には難しかったです。勉強不足ということでしょう。1から勉強やり直します。