- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005004409
作品紹介・あらすじ
読書のすすめに耳にタコができそうな皆さん、それはさておき、一緒に本作りの歴史を調べ、印刷、製本の現場を訪ねてみませんか。美しく、丈夫で扱いやすく、読みやすい本をつくるためにどんな工夫がされているか…。本は広い世界を歩くためのもっとも便利で、ときには危険なガイドなのです。
感想・レビュー・書評
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世界史としての本と印刷、そして近代日本における印刷について解説されている一冊。
カラーの図や写真が理解を助けますが、内容は専門的です。
本に関わる方を中心にお薦めできると思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA62483858 -
烏兎の庭 第一部 書評 11.20.03
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/diary/d0311.html#1120 -
本とは収められたコンテンツだけでなく、印刷された紙を束ねたモノとしても存在している。本書では、技術的な視点からグーテンベルク以来の本作りの歴史とともに、現代において本がどのように出来上がるかが概観される。紙とインクなどの素材が組版、印刷、製本といった作業をへて形をなしていくようすを知ることで、本に対する新たな視点が得られるだろう。
(選定年度:2016~) -
印刷博物館売店で購入。
新しい技術が根付く度に、版が改められて中身が増補されるのだろう。この本は改版を繰り返しつつもいつまでも出版され続けてほしい。勿論、過去の技術解説はそのまま残して。 -
ジュニア新書なんだけど、僕には結構難しかったよ。。。
構成が端的でわかりやすいけど、まだまだ面白く描けるはず。
網羅的に記述するとこうするしかないのかもしれないけど、もっと時代を区切って、各時代風俗をどのように下支えしていたのかを描けば、技術が人々の生活に与えるダイナミズムのようなものが伝えられたんじゃないかなあ。
そうなると新書じゃなくなってしまうけど。 -
毎日読んでいる本や私が執筆している本が、こうやって印刷されているんだな、ってのがわかって面白い。
印刷技術の発展は凄い。 -
本書は、印刷博物館を訪れた際に展示内容を思い出す目的で購入した。
人類における印刷の歴史をかいまみる事ができる。
大量生産、大量消費にある今の世の中において、人類が歩んだ道を知ることは大切な事だと思う。 -
本作りの歴史を探る本。カラーで見易い点は◎。