ロ-マ帝国 (岩波ジュニア新書 488)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005004881

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    「ローマは一日にして成らず」―史上もっとも繁栄した大国・古代ローマ帝国は、どのようにしてでき、滅んだのか。
    その広大な領域支配を可能にしたシステムとは?
    トロイア戦争に始まる建国神話、勇将ハンニバルとの戦い、カエサルのルビコン渡河、暴君ネロの常軌を逸した振舞いなど、エピソード豊富にその栄光の歴史を描きます。

    [ 目次 ]
    1 ローマ帝国ができるまで―建国物語と覇権確立までの道のり(平和の祭壇 トロイア戦争 ほか)
    2 ローマ帝国の成立―アウグストゥスの時代(元首政時代 アウグストゥスの権力基盤 ほか)
    3 帝国の発展と充実―皇帝たちの饗宴(皇帝崇拝と皇帝の神格化 後継者ティベリウスの課題 ほか)
    4 人類史上もっとも平和な時代―五賢帝の統治(フラウィウス朝時代 パンとサーカス ほか)
    5 帝国の混迷と解体―なぜローマ帝国は滅びたのか(セウェルス朝と軍人皇帝時代 異民族の襲来 ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • イーリアスを読む土台をつくるために借りた本

    どんな人物が何をしたかとか、その結果どうなった。とい明示されてるのが一番いいところだと自分では思う、それがどういう風に現代に当てはまるかは自分の判断によるけれど・・・

    古代ローマの話は自分が今より小さかったとき三国志と同時に読もうとしたんだけど諦めた経緯がある。その理由は今になって何となく思い返すと登場人物の名が判別しづらい、漫画作品になってない(横山光輝さんにはお世話になりました)ゲーム作品でも名前はよく出てくるけど、歴史の流れそのものはあんまり出てこない・・・等々からそれ程理解が深まった記憶がないので読んでみた。

    先ず思ったのはキリスト以前にも十分に活気があるし歴史として成り立っていること、紀元前といえど十分にその時代を知る手がかりがあるし、どんな人物がどういう行動をしたかも分かりうると言うことだ。
    こんな感じの歴史をの流れを簡単に解説してくれる本をもう何冊か読んでみたい。

  • 中学生向け正統派古代ローマ帝国解説本。若干難しい気もしますが、小説じゃ飽き足りない人にはちょうどいいと思います。

  • サルでもわかる…ということだけれども、私はサルより遙かに頭が弱い。結構難しかった。

  • 正直、「ジュニア新書」の割にはわかりにくい。言葉の説明が粗雑で、文章も複雑。もっと、平易でわかりやすいローマ帝国史の文庫は確実にある。

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著者プロフィール

1944年生まれ。東京大学副学長、国立西洋美術館館長、国立美術館理事長を経て、2013年より第21代文化庁長官。

「2014年 『アーカイブ立国宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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