コミュニケ-ションの日本語 (岩波ジュニア新書 490)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005004904

感想・レビュー・書評

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  • ピラミッドという塾向けのワークの国語の問題として抜粋されていて、内容が気になったので読んでみた。

    ジュニア新書なので、発見は少なかったが、人間関係におけるコミュニケーションをわかりやすく的確に述べていた。特に「きちんと話をきく」と「意見の違いを切り抜ける」は大人でもできていない人が多い(自分もその一人)ので、ためになる。
    ・事実と意見をごっちゃにしない
    ・相手を頭ごなしに否定しないようにする表現

  • 挨拶から会話、距離感、ことばのえらび方など。
    中高生むけかな?C0281

  • 図書館で借りてざざっと斜め読み。

    きっかけはtwitter、特別支援教育か通級かなにかに関するアカウントの方がこの本を紹介していたから。
    ちょうどコミュニケーションが苦手な人にはどう教えればいいのか、とかSSTって独学でなんとかならんかな、とか思っていたので。


    結論からすると、ジュニア新書だけあって、なんだ、当たり前じゃない、と思うことも結構多い。
    でもあたりまえ、がなかなか身につかない人にとってはいいのかも。身についてるつもりだけど、我が身を振り返るきっかけにいいかも。

    ・なお、怒るとき、重要な注意点が二つあります。一つは、自分はこれこれこういう事情で怒っている、という理由が相手にきちんと伝わること、そして、けんかの結果を考えること、です。(p149)


    ・いよいよ感情的に爆発しそうな時、相手に対しても、自分に対しても、「冷静でいること」を考えてみるといいと思います。(p151)

  • 実用的な日本語講座、という感じ。日本語の本だけあって論理がしっかりしているので、かなり読みやすい。

  • 「みんなが大好きアンパンマーン!!」はみんながアンパンマンを好きなの?アンパンマンががみんなを好きなの??とか会話の距離は関西人の方が近いとか(関西人の距離の取り方の方が近く、関東人はどんどん後ずさりしていくらしい・・・)。

  • 日本語についての考察あれこれ。岩波ジュニア新書だけあって、年を食った自分にはやや物足りなかった。中高生のときに読んでおくといいでしょう。

  • 普段新書には苦手意識を持っている私でしたが、この本はスラスラ読んでしまいました☆
    日本語の奥深さを改めて感じました!

  • [ 内容 ]
    「こんにちは」はなぜ家族に言わない?
    「本当」と「ほんと」は違う?
    ふだんなにげなく使っている言葉をあらためて見直してみると、日本語のおもしろいしくみが見えてきます。
    プレゼンテーションや日常会話で、自分の思いをきちんと伝え、相手をしっかり受けとめる“伝え合い”を豊かにするための楽しいヒント。

    [ 目次 ]
    1 話の前に
    2 まずは挨拶!
    3 わかりやすく―話し上手になるための第一歩
    4 きちんと話を聞く―話し上手は聞き上手
    5 意見の違いを切り抜ける
    6 言葉の気配り―敬語と敬意のある表現

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著者プロフィール

早稲田大学文学学術院教授

「2024年 『「書けない」から「あっ 書けた!」へ 子どもが変わる はがき新聞のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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