アマゾンで地球環境を考える (岩波ジュニア新書 516)

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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005005161

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  • アマゾン河から海に流出する水の量は、全世界の河川が海に流出する水の量の2割に相当する。アマゾン流域に降る雨の元になる水蒸気の半分は大西洋から運ばれ、残りの半分は流域内の水面からの蒸発と植物からの蒸散によるもの。6〜11月のベロン(乾季)と12〜5月のインヴェルノ(雨季)があり、マナウスの水位は13m変化する。アンデス山中から流れ出る川は栄養塩が多いため白く、漁獲量も多い。水位が変動する川沿い地域のヴァルゼアには栄養に富んだ物質が堆積するため、標高に応じてマンジョウカ(キャッサバ)、トウモロコシ、野菜などが栽培される。

    セラードと呼ばれるサバンナ地域は疎林とアリ塚が広がっていたが、日本の協力によって土壌改良が行われ、大豆産地に変貌した。

  • アマゾンに行ったことのある私にとっては身近な問題。日本から場所は遠いけど、でもきちんと考えなきゃいけない環境問題。

  • 同じく、ボリビアのリオ・ネグロで、アルゼンチン・パタゴニア氷河で地球環境を考えたタニィ

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