道具にヒミツあり (岩波ジュニア新書 581)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005005819

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  • 筆者の思い出話はやや退屈だが、職人たちの話は面白い。雑学的なものも多く、ズボンのファスナーが少し左に曲がっている件は秀逸。

  • 古本屋へ

  • ものづくり
    C0250

  • [ 内容 ]
    ボールペンに消しゴム、メガネにファスナー、ケータイに自転車。
    なじみの道具たちが安心して使えるのは、つくる人たちの工夫がこめられているからだ。
    旋盤工だった小関さんが、つくった人からポイントを聞いたり、調べたりして、ヒミツを教えてくれる。
    道具とつくる人たちの素顔が見え、「こんなに工夫があったんだ!」と感心させられるぞ。

    [ 目次 ]
    1 ボールペンの球がよく回転するわけ
    2 書いたものをどうやって消すか
    3 メガネやカメラが軽くなったわけ
    4 思いもよらないファスナーの使い道
    5 ケータイのモデルチェンジを支えるもの
    6 自転車を眺めて考える
    7 よく鳴るギターのヒミツ―現代の名工をたずねる(1)矢入一男さん
    8 アスリートを支えるシューズ―現代の名工をたずねる(2)三村仁司さん
    9 辻谷砲丸がオリンピックでメダルを独占したわけ―現代の名工をたずねる(3)辻谷政久さん
    10 提案型ものづくりが産業を支える―小さな工場の大きな工夫

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ジュニア新書というので子どもに読ませてみたいと思ったが、文体こそ分かりやすい文章で書かれているが、その内容は大人が読んでも十分に楽しめる。ものづくりを生業としている方だけに仕事への情熱が伝わってくる。こういった人たちが日本の高度経済成長を支えていたのだと思うと若い世代を育てる必要性を痛感する。

    町工場が元気になってくれたら日本ももっと元気になるのだろうに。学校の図書館にぜひあって欲しい本だと思う。

  • (2008-09-03読了)

  • <pre><b>ボールペン・消しゴム・メガネ・ファスナー・ケータイ・自転
    車…。なじみの道具を安心して使えるのは、つくる人たちの工
    夫がこめられているから。さまざまな知恵や工夫、知られてい
    ない技など、道具のヒミツを紹介する。</b>(TRC MARCより)

    資料番号:011019593
    請求記号:502.1/コ
    形態:図書
    </pre>

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著者プロフィール

1933年、東京生まれ。
都立大学附属工業高校卒業後、旋盤工として町工場に勤務する。
そのかたわら、執筆活動をつづけ、作品を発表する。
◎おもな著書
『大森界隈職人往来』(朝日新聞社、81年)--第8回日本ノンフィクション賞
『粋な旋盤工』(風媒社)、『春は鉄までが匂った』(晩聲社)、『羽田浦地図』(文芸春秋)ほか

「1985年 『鉄を削る 町工場の技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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