これからの防災・減災がわかる本 (岩波ジュニア新書 603)

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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006038

感想・レビュー・書評

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99091133

  • 新 書 IJS||369.3||Kaw

  • サイエンス
    社会

  • この本を読みながら、「うーん、うちは防災レベルも減災レベルも低すぎるのでは…」と思ってしまった。とりあえず年末大掃除のときに避難用品とかその辺の備蓄の確認と、リスト化(消費期限とかも含めて)しないとな、と思った。それと通勤バッグに筆者曰くの「武士の刀」セットを揃える。まずはそこからかな。住む場所はまぁ、どこに住んでもその地域なりの災害リスクはあるだろうから、とにかくそのときそのときで住んでいる地域のリスクを知ること、万が一の際の合流地点などを定めること、家族がお互いのスケジュール・居場所を把握することが大事なんだろうなぁ。

  • 大雨、台風、噴火、地震。災害はもはや他人ごとではありません。政府・自治体任せでは足りないことも分かっています。ゼロには出来ないが、少しでも災害を減らす為に、危険の存在を知り、自分で考えて行動するための本です 健康診断で自分の身体を確認するように、災害に対して自分のまわりを確認する事が必要ですね。

    ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/BB00505421

  • ここが大発見でした。「自助・共助・公助の意識」というものです。災害が起こる前は、自分で自分をを助けるべきだという自助の意識、周囲の人とともに助け合おうとする共助という意識、自治体や国といった公的機関の助けをあてにする公助という意識は、1:2:7の割合だそうで、これが災害後になると、7:2:1に逆転するそうです。つまり、災害を経験すると、「自分のことは自分で守らねばならない」という意識が大きく育ち、「国や自治体はあてにならない」という幻滅が生じるということです。これは真理であると思いました。自分は自分で助けてやらねばならないという「自助」というもの。そして、これは災害時に限らず、各人が生きていくうえで一番大切なことなんじゃないでしょうか。自助は危機管理の上で大事だ、と本書の最後のほうでも再度書かれていましたが、要するに、スポーツ選手なんかが一時期よくインタビューで答えていたことが多かった、「危機感を持つ」という意識に直結するのです。危機感を持つことで、自助の意識が高まるということは、
    他人をあてにせずに自分でよく考えるということです。そうやって、スポーツ選手は成長してきたのかなと思えやしませんか。「満足しない」という言葉もスポーツ選手からよく聴かれますが、それも、この「自助」に繋がることがわかりますよね。そうやって、自助への意識を「危機感を持つ」のと「満足しない」ことで作っているということになります。これが、イチロー選手くらいになると、一本一本のヒットに満足する。満足しないなんてありえないということになりますが、そうやって超一流の野球選手で有り続けられるのは、イチローさんはイチローさんなりの、「満足しない」というスイッチ以外のスイッチでもって、自助の精神をオンにしているからなんじゃないかなと思うわけです。

  • 同じ著者による岩波新書の津波の本より平易に書かれているものの、インパクトが少ないような気がする。

  • ジュニア新書だけあって、災害のメカニズムなどわかりやすく説明。

    「日本の原子力施設全データ(ブルーバックス)」が震災を受けて、改訂版を出したように、こちらも改訂版の出版を希望する。

  • 読みづらい。

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