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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005006342
作品紹介・あらすじ
そういえばあまり見たことがない生き物、モグラ。彼らはどんな生活をいとなんでいるのか。世界にはどんなモグラが生息しているのか。身近なのに謎だらけの地中生物に魅せられた若きモグラ博士が、形態分析から進化まで、モグラと生物研究の世界へと誘います。モグラだけでなく、生物学者の実態に関心がある中高生にもオススメです。
感想・レビュー・書評
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タイトル通りの本で、読みやすい。学者としてエリート街道まっしぐらというわけではなかった著者の経歴にも親しみが持てる。
文章は上手くない。モグラの「生きざま」って何度も出てくるけど、「生態」でよくないか。
モグラが安っぽいロックスターになったみたいな。
読んでみて、著者のモグラに対する情熱は感じられるし、モグラ自体も興味深い生き物だとは思ったが、まだまだ未知の部分が多く、この本だけで「モグラって面白い!」というところまでは行かなかった。
それに…学者としては当然なのかもしれないし、著者の素朴な笑顔の写真を見ても、悪い人とは全く思えないのだが、捕まえたモグラは、全部殺してるんだよね…。
モグラの生態どころか、分け方さえ途上の段階なので、染色体やDNAをフレッシュなうちに観察し、標本として取っておくということは理屈として理解できるけれど、できれば殺さないで欲しいと思ってしまうのは素人だから?
モグラの受難の時代が早く終わるよう、モグラに「交尾・出産シーンを学者に見せてやれよ!」と大声で呼びかけたい気持ちになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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