自分の顔が好きですか?――「顔」の心理学 (岩波ジュニア新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005008315

感想・レビュー・書評

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  • 自分の顔を魅力的だと思っている人は一部だと思う。ほとんどの人は自信が無いと思う。だからこそ、このような本に手を出してしまうのだ。結論から言うと、自分の顔は自分で手直ししていくしか無いと言うことだ。そして、他人は真剣に生きている人の顔を「いい顔」と思うらしい。そうか、真剣に生きる事が顔に現れると言うことか。

  • いい顔、魅力的な顔、とはどういうものかというあとがきの話が一番印象に残った気がする。本文は概して読みやすかった。
    美醜という物理的な顔の造作ではなく、それを超えたいい顔、魅力的な顔というものがあることが言語化されていて、私が目指せばいいのはこれかもしれないなと糸口を得たような気持ち。
    何かを一生懸命やる姿、前向きな気持ち、克服する努力、そういう自分の内面にも向き合って磨き上げていくのが顔であるらしい。いい雰囲気、いい表情、そうしたいい顔になれるようにしていきたいなと思った。

  • 筆者の本が好きなので読んでみようと思った。読んでみると比較的読みやすかった。自分の顔は他人の目を通してしか見えないので、他人との関係が必須。自分で見ることのできない自分の姿をなるべく客観的に知ろうとするには、他人との関係が必須である。顔というのは造形が大事だと思われがちだが、実は表情が重要である。
    造形は整形をしない限りそれほど変えられないが、他人と多く関わり魅力的な表情ができるようにできるようになりたいと思った。

  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://kinoden.kinokuniya.co.jp/hokudai/bookdetail/p/KP00076288

    ※学外から利用する場合は、以下のアドレスからご覧ください。
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  • 141-Y
    閲覧新書

  • 2022年5月・6月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00524357

  • タイトルの問いかけが気になったので読んでみました。
    「いい顔」は目鼻立ちが整っていることがではないそうです。自分を向上させることに真摯に取り組もうとすることがいい顔の条件かもしれないと作者はあとがきで述べています。

    顔は自分の心を映す窓であるならば、普段自分はどういう表情をしているのか、少しでもいい表情でありたいと思いました。

  • 顔は心の窓
    人は、無意識に顔に目が行ってしまう。
    顔を見ると比較するクセがついている。

    コミュニケーションとしての顔
    目・鼻・口の位置が重要である。
    赤ちゃんは目・鼻・口の位置であれば何でもよい。

    顔を見ることの不思議
    レビー小体型認知症患者は見えない顔を認識してしまう。

    世の中には「顔を見るのが苦手な人」が存在する。
    「ウォーリーをさがせ!」

    「自分の顔」は、他者を通して見るものであり、自分で見ることができない。
    顔で性格が分かってしまうことに驚いた。
    赤ちゃんの時や大人になった時は、顔の見方が違うことに気づいた。
    この本を読んでみて、他の人の顔や自分の顔に今まで以上に興味を持った。

  • ふむ

  • もう少し題名に沿った内容が欲しかった・・・

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著者プロフィール

中央大学文学部教授。1995年,お茶の水女子大学人間文化研究科単位取得退学。
主な著書:『自分の顔が好きですか?―「顔」の心理学』(岩波書店,2016),『発達障害の素顔―脳の発達と視覚形成からのアプローチ』(講談社,2016),『赤ちゃんの視覚と心の発達 補訂版』(共著,東京大学出版会,2019)ほか

「2019年 『心理学実験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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