- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006000165
作品紹介・あらすじ
膠着した状況を活性化し、文化が本来もつ創造力を回復するために、風土記からロシア・フォルマリズムに及ぶ文化の広大な領野に記号論的アプローチを試みる。著者はさらに現象学を援用しつつ、文化のもつ両義的な性格に着目し、それを分析の軸とした新たな文化理論を提起する。70年代後半以降の日本の文化界に多大な影響を与えた名著。
感想・レビュー・書評
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あまりにも話題が多岐にわたっていくので、ついて行けないわ。この本を楽しみながら読めるようになるには、たくさんの基礎知識が必要なのだろう。気になる内容なんだけどな。一応、今回はこれくらいで、、、図書館に返す時間だ。
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[ 内容 ]
膠着した状況を活性化し、文化が本来もつ創造力を回復するために、風土記からロシア・フォルマリズムに及ぶ文化の広大な領野に記号論的アプローチを試みる。
著者はさらに現象学を援用しつつ、文化のもつ両義的な性格に着目し、それを分析の軸とした新たな文化理論を提起する。
70年代後半以降の日本の文化界に多大な影響を与えた名著。
[ 目次 ]
第1章 古風土記における「文化」と「自然」
第2章 昼の思考と夜の思考
第3章 記号と境界
第4章 文化と異和性
第5章 現実の多次元性―A・シュッツの理論をめぐって
第6章 象徴的宇宙と周縁的現実
第7章 詩的言語と周縁的現実―両義性の彼方へ
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ] -
1975年に出たとは思えない刺激的なアイデアが詰まった本。個人的には7章に目を開かされました。
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(※2010年手帳より)
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(2010年渡辺正人先生推薦)
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第二章は面白かったです。でも難解すぎて、とりあえず最後まで目を通すのに何カ月かかったことか。
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11/4
「中心」の拡張とは、その「周辺」を増やすことである。 -
113
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哲学、人類学、現代思想として影響を強く受けた本。へるめすに載っていた論文とかも読んでいた。