天皇と古代王権 (岩波現代文庫 学術 29)

著者 :
制作 : 吉村武彦 
  • 岩波書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006000295

作品紹介・あらすじ

実証的手法で戦後古代史学を主導してきた著者が展開した古代王権に関する論考を、新たに編集。ある限定された地域の族長が、どのようにして国家の首長、そして天皇になったのか。東アジアという国際的視野のなかで国家と天皇の起源を論じ、皇太子・女帝など王権のあらわれ方、祭祀の行われ方に、古代社会の世界観を見る。

感想・レビュー・書評

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  • 編・解説:吉村武彦
    日本における古代国家の形成◆邪馬台国の政治構造◆雄略朝における王権と東アジア◆古代の皇太子◆古代の女帝◆古代沖の島の祭祀◆隋書倭国伝にみえる天と日の関係

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著者プロフィール

一九一七年(大正六年)東京生まれ。東京帝国大学文学部国史学科卒業。専攻は日本古代史、仏教史。東京大学教授を退官後、国立歴史民俗博物館の初代館長を務める。著書に『日本浄土教成立史の研究』『天皇と古代王権』などがある。一九八三年死去。

「2020年 『日本書紀(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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