カントの時間論 (岩波現代文庫 学術 40)

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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006000400

作品紹介・あらすじ

アリストテレス以来、時間について最も根源的な思索を展開したカント。その時間論が結実した書でもある『純粋理性批判』を気鋭の哲学者が徹底的に読み解き、時間・自我・外的世界の連関を根底から揺さぶる衝撃の著作。カントの構想した、時間と私をつなぐ危うくも唯一の回路とは何か。そしてその地平から見えてくる世界とは。

感想・レビュー・書評

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  • #3000ー57ー295
    通算3000冊到達。

  • あっそ、ってかんじ。

  • 何度も何度も読み返さなくては、意味が解りません。
    しかしその分、考察力・読解力・思考力が高まります。
    フィクションを読む気分でないとき、没頭できます。
    なるほど、と一人頷きながら読むこと必須。

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著者プロフィール

1946年生まれ. 東京大学法学部卒. 同大学院人文科学研究科修士課程修了. ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士). 電気通信大学教授を経て, 現在は哲学塾主宰. 著書に, 『時間を哲学する──過去はどこへ行ったのか』(講談社現代新書),『哲学の教科書』(講談社学術文庫), 『時間論』(ちくま学芸文庫), 『死を哲学する』(岩波書店), 『過酷なるニーチェ』(河出文庫), 『生き生きした過去──大森荘蔵の時間論, その批判的解説』(河出書房新社), 『不在の哲学』(ちくま学芸文庫)『時間と死──不在と無のあいだで』(ぷねうま舎), 『明るく死ぬための哲学』(文藝春秋), 『晩年のカント』(講談社), 『てってい的にキルケゴール その一 絶望ってなんだ』, 『てってい的にキルケゴール その二 私が私であることの深淵に絶望』(ぷねうま舎)など.

「2023年 『その3 本気で、つまずくということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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