社会思想の歴史: ヘーゲル・マルクス・ウェーバー (岩波現代文庫 学術 89)
- 岩波書店 (2002年11月15日発売)
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感想 : 11件
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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006000899
感想・レビュー・書評
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社会思想史として定評があるらしい。でも、読み終わってあまり残るところがなかった、というのが正直なところ、やはり原典にじっくり取り組むのが、「急がば回れ」であることを改めて確認した。
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○ 『社会』を形作ってきた近代哲学から現代までの流れを順追いながらまとめた書。マルクスがヘーゲルの弁証法を利用して唯物弁証法を作り、ルソーがプーフェンドルフやロックなどの『古典理論』を否定しながらホップスの理論を応用し『社会契約論』を完成させたような相互関係を読み解こうとしている。ある程度、それぞれの理論がうっすらわかった状態から読むのがベストだと思います。