社会思想の歴史: ヘーゲル・マルクス・ウェーバー (岩波現代文庫 学術 89)

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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006000899

感想・レビュー・書評

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  • 社会思想史として定評があるらしい。でも、読み終わってあまり残るところがなかった、というのが正直なところ、やはり原典にじっくり取り組むのが、「急がば回れ」であることを改めて確認した。

  • ○ 『社会』を形作ってきた近代哲学から現代までの流れを順追いながらまとめた書。マルクスがヘーゲルの弁証法を利用して唯物弁証法を作り、ルソーがプーフェンドルフやロックなどの『古典理論』を否定しながらホップスの理論を応用し『社会契約論』を完成させたような相互関係を読み解こうとしている。ある程度、それぞれの理論がうっすらわかった状態から読むのがベストだと思います。

著者プロフィール

1928年生まれ。東京大学文学哲学科卒業。同大学院修了。元中央大学教授。1984年没。著書に『思想史の道標』(勁草書房、1965)、『現代ヨーロッパの精神史的境位』(福村出版、1971)、『社会思想の歴史——ヘーゲル・マルクス・ウェーバー』(岩波現代文庫、2002)ほか。訳書はレヴィ=ストロース『構造人類学』(みすず書房、1972)、ヴェーバー『宗教社会学論選』(みすず書房、1972)ほか。

「2023年 『フロイト著作集第4巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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