道化の民俗学 (岩波現代文庫 学術 175)

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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006001759

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤優が、田中真紀子はトリックスター(騒動師、文化人類学)だと言っていたこと、最近の「トランプ氏」のばかばかしく見える発言がやたら人を引き付けることの原因が「道化」にあるのでは?と思い、本書を読んだ次第。(つまみ読み)

    結果、知りたいことと書いてあることは違った。

    が、道化についてここまで深く研究し考察している人が存在していることに感動。

    世界的に道化は乞食・不具者の体裁をとることが多く、それはそれらの人々が、俗人の世界と神の世界の境界に住む者として、一種の恐れ・一種の羨望・一種の尊敬を持たれるからだという分析が興味深かった。

著者プロフィール

1931年生まれ。東京外国語大学名誉教授。2013年没。

「2018年 『仮面の道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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