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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
文学概論の授業テキスト。
お気に入りは第3講。講義のシーンはちょっと難しいけど、大学内部の権力闘争は面白い。特に終盤の疾走感は素敵。
筒井康隆の「日本列島七曲がり」?って本すすめられたけどなかったので
なんでもいいや~と思ってかりてみた
筒井康隆は「パプリカ」とか・・えーと「時を描ける少女」って筒井康隆だっけ・・ちがう・・?
愛の左側、とか?読んだことないけど・・
そんな知識しかないかんじです
パプリカとあとなんこか読んだことあるけど
英米文学教授の比較文学論の講義と、学校内の教授たちの学内政治の話
おかしい人ばっかりでおもしろかった
講義はむずかしくて、さっと読んだらぜんぜんわかんなかった・・
むずかしいなあ・・
日本刀もって皆殺しにするところがおもしろかった。
若い人が敬遠しがちな「教養本」と言えるが、主人公「唯野教授」がおりなす物語が、読む者を前へ前へと駆動させる。いびつな大学内部模様と、偏屈な主人公大学教授そのもののライトな語り口。忘れてならない講義部分。学問のデータベース満載。人文系の大学1,2年にオススメ。背伸びしたい高校生にも。
以前、既に一度読んでいたが、今回あらためて文芸批評の理論を学ぼうと思い立ち再読。 一度目のときは、大学内の権力抗争の部分などに笑いながら、文芸批評については概観しただけだった。 しかし、今回その理論の部分(=授業の講義部分)だけを読み返したら、かなりタメになった! 語り口が軽妙で、専門用語は極力使わず、使う際には必ずわかりやすく説明してくれているし、その後の学習に役立つような読書案内... 続きを読む »
1990年(平成2年)。 再読。やっぱり色んな意味でとんでもない作品だ。大学と文壇という2つの権力機構を諷刺したドタバタ喜劇小説だが、文芸批評論のシラバスのようでもあるし、読書案内のようでもある。自分用のメモとして各章の講義内容をまとめたが、長文になったので再読記録に記載した。可能な限り要約・省略したつもりなのだが、それでもこの分量。テクストの内容の濃さがこれだけでも窺えようというものである。 ... 続きを読む »
今日(2012.2.6)、ロッジ『小説の技巧』を読み始めて、思い出した本。
早治大学英米文学科の名物教授・唯野先生は、こっそり小説を発表している新進作家でもある。その先生の作品が、ある文学賞を受賞してしまって…というお話。
学内の「教授さん」が俗悪に繰り広げるオフィス・ポリティクスのどたばたと、唯野先生の授業部分である、文芸批評のシャープさが面白く、ためになるんだかならないんだか(笑)。
スピンオフ本もたくさん出たけど、やっぱりこれが面白いです、はい。
文学理論を少しかじってみようと思って手を伸ばした一冊。
大学の内情を描くのと平行して、文学理論を噛み砕いて解説するという形はなかなか読みやすかった。
ただ、文学理論については難解な部分も多く、哲学・思想含めもう少し勉強してから、もう一度読みたい。
真面目にレビューを書くのもおバカに思えてしまうほど、シニカルなパロディー満載の学問小説。
文学理論の講義と学内人事に奔走する傍ら、ひっそりと小説の執筆に励む唯野教授。しかし、彼の周囲を取り巻く異様なまでに大学教授らしい教授たちは彼を放っておいてはくれなかった。奇想天外で傍若無人、破天荒で型破りな登場人物たちの織り成す悲劇と喜劇の応酬は、とても電車の中では読めたものではない。抱腹絶倒確実である。
作中のメイン(?)である、唯野教授による文芸批評の講義はどれもわかりやすくて面白い。特に解釈学におけるハイデガーについての講義が詳しくなされていたと思う。これで私も文芸批評の「ぶ」の字と教授世界の「き」の字ぐらいは掴めたのだろうか。
笑えたわー。そういう世界で仕事してるだけに。
文学思想の部分は筒井康隆さん、やるなー!って感じ。
でも、ちょっとグロい&デフォルメしすぎかも。
予備知識なしで読んだので、文学批評史と大学教授の日常がパラレルで進んで行く構造であることに3章くらいで気付く。「文学とは一体何ぞや」という問いに筒井さんらしいユニークな方法で取り組んだ小説かと。構造的に小説を理解しようとするのはひとつの読み方ではあるとは思うけれど、個人的には素直にストーリーを消費する幸せな一読者としての位置に留まりたいので、批評講義についてはななめ読み。大学の学内政治のカリカチュアは痛烈で筒井節炸裂という感じ。しかし特に興味が無いのでピンと来ず。
作品を通して早治大学文学部唯野教授の講義を疑似体験できる。
虚構の物語と所々に潜むパロディに腹を抱えて笑いながら、文芸批評(比較文学論)について学ぶことができ面白かった。
また、作品に描かれている大学教授の世界はまさに学内政治で、生々しい感じだった。もはや学問よりも政権争いが目的になってしまっている。自分が通っている大学の教授の実態はこんなことはないだろうと思いたいが、実際の所どうなのだろう?
大学の講義ってこんなに面白いんだろうか。生でやって欲しい…。これレビュー読んでるとちらほら生臭い体験談出てきてこわい。
小説なので読みやすい上、文学について少し理解を深められる内容。
面白い。
後半ハイデガーとか構造主義とか難しかった。
キュウキョクノパロディー。
メタフィクション。
大学に内緒で小説を発表している
唯野教授はグロテスクな日常を
進んでいく。講義では、
文学理論を教えていく。
「大学」「文学」という
二つの権力から逃げられるのか。
これぞ現代の黙示録。
毎日のルーティンに隠された
人間関係という地獄の中に
蜘蛛の糸は垂れてくるのか。
助かるのは一人だけか。
筒井康隆大先生の代表的な作品。
この文字の羅列をみよ。
なんと美しい。
あなたはきっと世界が変わる。
教授の日常と夢と文芸批評と。最初に読んだ筒井作品です。個人的には相当好きです。唯野教授の学内での行動は・・・きっと頷かれている先生もいるにちがいない。そして、わたしはこれで文芸批評を学びました。さらに唯野教授、小説家をめざしているという・・・一体この小説はどこへ向かおうと?と思いましたが、今改めて読むと、なんとなくわかるような。小説界への挑戦ともとれるのかなと。脇役も濃いメンツで、助手がなんともいえない味をだしてます。すこし読み応えのあるけれど笑える小説を読みたい方におすすめです。
大学の内部をおもしろおかしく書いているあたりは、はちゃめちゃでやっぱりおもしろい。
文学批評の講義の部分は、難しい。
入門書で、わかりやすく書いているんだろうけど、それでも相当難解。
だいたい、入門書っていうのは、専門家が書くもんだから、どの分野の本をとってみても、入門時に読んでも意味がわからないものだけど。
でも、文学批評の部分だけだと、眠くなってしまうだけだろうけど、
ストーリーと組み合わせることによって、先が気になって、どんどん読み進めていけてしまう。
その辺はつくりがうまい。
文学批評概論とアカデミズムに対するジョーク集。
ラストはポスト構造主義→脱構築の解説をして、
アカデミズムからの解脱でオチをつける、と。
素直にたどっていけば「本なんか好きに読めば」と
腹を投げだしている筈だけれど、
別にこの本自体は、そういう作りをしていない。
地獄めぐりツアー、と別添で教養を足しておきました、というところ。
文学部を志す高校生あたりにはちょうどよいか。
注)忘れてたけど、この時代の作品らしく
エロ・グロ・ナンセンスがうな重の山椒程度振りかけられてます。

初・筒井康隆。おもしっれえ。






