本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006020361
感想・レビュー・書評
-
著者の著書は何冊か読んできたが、結論としてはただ一つに集約される。新たなる民族誌への示唆、ノスタルジアからなるペシミズムに陥ることなく「それぞれの母語をもった無数の商人たちが一カ所に集中し、相互交易の意思伝達のために自然にあみだす混成言語」に希望を託す。何度も繰り返し訴えることが重要であり、何度も耳を傾けることで視野が開けゆくことに疑いない。主に中南米での経験から導き出された考察であり、直に見聞した祭りや踊り、人々が語るそれぞれの物語を源泉として幾筋もの流れる川となり、荒野に新たなるロマネスクを描き出す。
ル!クレジオ!
叫びたくなるほどいいね。クレジオは一冊しか読んだことないけれど重要な作家。もっともっと読まねば!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
沢木さんが対談していた文化人類学者。メヒコのはなし
全3件中 1 - 3件を表示