説話の森: 中世の天狗からイソップまで (岩波現代文庫 文芸 41)

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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006020415

作品紹介・あらすじ

神話・伝説・童話・仏教話など、伝承の堆積である説話集-相次ぐ戦乱に、生死の苦悩にさらされた中世のひとびとは、救いの道や処世の知恵を説話に求めた。それは天狗や龍の住む異界との接点でもあった。『今昔物語集』『宇治拾遺物語』や絵巻類の断面から説話世界の深層に分け入り、歴史の真相、中世びとの心理に迫る。

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著者プロフィール

立教大学名誉教授、中国人民大学高端外国専家。『説話の森』(岩波現代文庫)、『説話の声』(新曜社)、『説話の言説』(森話社)、『今昔物語集の世界』(岩波ジュニア新書)、『野馬台詩の謎』(岩波書店)、『中世日本の予言書』(岩波新書)、『今昔物語集の形成と構造』『院政期文学論』『中世法会文芸論』(笠間書院)、『東洋文庫809 新羅殊異伝』(共編訳)、『東洋文庫875 海東高僧伝』(共編訳)、『予言文学の語る中世 聖徳太子未来記と野馬台詩』(吉川弘文館)、『遣唐使と外交神話 『吉備大臣入唐絵巻』を読む』(集英社新書)など。

「2021年 『東アジアに共有される文学世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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