- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006020941
作品紹介・あらすじ
大阪でトクダシ・ストリッパーから体験談を聞き、愛敬芸術と呼ばれる香具師の口上を採録し、ホモ・セクシュアルと芸の関係を考察する。歴史をさかのぼり被差別芸能民に思いを寄せ、精神医学の文献を渉猟し芸とセックスの接点を探究して、芸能の原点に迫る。猥雑さのなかに生きる人間の真実を迫った、著者若き日の渾身のルポ。
感想・レビュー・書評
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俳優だが、本も色々書いているらしい。
本書は、ストリッパー、テキヤ、ホモの人等に話を聞いたルポ。テキヤの口上や大道芸人の呼び込み等が面白い。 -
舞台に上がり続けるためなら、他のなにを捨てても良いよ。
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タイトルに惹かれたのと、著者追悼の意で購入。
芸能と風俗を探求した本。
俺が生まれた頃にこんな本が書かれていたとは…。
面白いし、著者について興味が増す。 -
オカマのカマは、大阪の釜ヶ崎にそういう人が多くて、
「カマ」の人と呼ばれたことが由来じゃないかと
オカマバーのママの話として掲載されていたのが記憶に残っている。 -
全体的に若々しい。
それもそのはず、40年ばかり前の本でした。
なのに、思想や先を見通す目は今読んでも新鮮。
この方は「求め」に応じて筆の運びがくるくると変化するのが
良いなあと思います。 -
2010/1/13購入