語学者の散歩道 (岩波現代文庫)

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著者 : 柳沼重剛
  • 岩波書店 (2008年6月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006021351

語学者の散歩道 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 国語の例文に使われていて、興味が湧いて手に取りました。
    著者は、西洋古典文学を極めていらして、大半がそれに因んだ内容。
    英字のRは何故犬の字と言われるのか?
    大山鳴動して鼠一匹は、日本や中国の故事ではなくて西洋から伝わっていたとか。
    人文学に湯川教授(ガリレオですね)が実在する!言葉の探偵の世界が広がります。

  • 語学者がどんな風に物事を見ているかが分かって興味深い。語学に限らず学問をする姿勢みたいなものについて、とても参考になる。柳沼さん、知ることをすごく楽しんでいる。

  • 賽は投げられた、ゆっくり急げ、など、ラテン語とギリシア語の双方を視野に入れた考察は面白い。退屈な散歩もある。ところで杉浦重剛は、もっと尊敬されてしかるべきではないか。

  • 語学者である著者が散歩にでるような気分で研究したり学んだりしている中でふと思ったことなどを書かれています。学問というものの意義、姿勢など、決して構えるわけではないのに、骨太な信念をもたれているのが伺えます。こんな先生、学校にいたら楽しかったかも、と思います。
    偶然隣の席に座ったドイツ人に語学上の疑問を投げかけるところ、しかもそもまでしていて本筋の研究は別にある、という所。連載を多数抱えたとある漫画家さんが暇ができたから同人誌を作ったというエピソードに似ていて、この人は「天才」という生き物なのではないか、とこのかたの関わった本を手にする度に思います。

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「賽は投げられた」は、本当は「賽を投げろ」だった?「健全な肉体に健全な精神」のもともとの意味とは?西洋古典学者として高名な著者が放つ、西洋古典が起源の英語のことわざや、意外な英語の語源、語学学習の思わぬ落とし穴など、語学学習にはもちろん日本語を書くうえでも役に立つ、蘊蓄とウィットが満載の楽しいエッセイ集。

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