李香蘭と原節子 (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006021948

感想・レビュー・書評

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  •  ともに1920年生まれの山口淑子(李香蘭)と原節子の「神話」をジェンダーや植民地主義への批評的見地から解体する試み。

  • 今更ながら、山口淑子という存在に驚く。
    著者のオリエンタリズムの発見は著書の最終結論かも。
    時代とは言え、その時代をサーフィンするかのように生きてきた二人に、あらためて感動を覚えた。

著者プロフィール

四方田 犬彦(よもた・いぬひこ):1953年生れ。批評家・エッセイスト・詩人。著作に『見ることの塩』(河出文庫)、翻訳に『パゾリーニ詩集』(みすず書房)がある。

「2024年 『パレスチナ詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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