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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006022037
作品紹介・あらすじ
西行、定家、和泉式部を始めとする中世や平安の歌人を中心に「万葉集」から近世俳諧までの歌や句、「源氏物語」や「枕草子」「徒然草」などの文章を引いて、春夏秋冬それぞれの季節を彩る花、植物、風物がどのように歌われ、描かれているかをたどり、それらの作品に込められた古人の自然観や美意識を解読する。平明な語り口のなかに、蓄積された古典文学の豊かな学識が随処に姿を見せる。日本の古典詩歌の世界に読む者を誘い、古典文学の魅力を解きあかす随想集。
感想・レビュー・書評
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古歌には花鳥風月ということなのでしょうが、特定できない花や動物も多いことを知った。
また、食事や顔について詠まれることが少ないこともわかりました。
食事は動物的と考えられたんですね。
また、直接的に顔がいいとか悪いとか表現するのも品がなかったのかもしれない。
和歌はよくわからない・・理由が、単純に表現されたものがイメージできないということでもあるのですね。それは学者にとっても同じなのですから、少し安心した気分でもあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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