対談紀行 名作のなかの女たち (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022280

作品紹介・あらすじ

『たけくらべ』から『京まんだら』へ。十二篇の小説の舞台になった土地を訪ね、それぞれの場所にたたみこまれている記憶を掘り起こし、作品の魅力を縦横に鑑賞しあう。登場する女と男の多彩な関係、女性心理の微妙なあやを手がかりに名作の隠された襞を読み解いていく。小説家と文学研究者の視点、女と男の感性の違いが絶妙に響き合う。談論風発の長篇対談。

感想・レビュー・書評

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  • 前田愛は文芸評論家で男性。
    56歳の若さで亡くなられている。
    瀬戸内晴美の提案なるものであっても、読むことと旅することが好きな者にとっては垂涎の企画。
    いいなぁ・・・というのが本音。
    小説の世界をもう一度、実際に訪れて、もう一度読み直す。
    そんなことができれば楽しいだろう。
    しかも、それが異性との旅であり、その作品についてもああだこうだと徒然に語れるのだから・・・・・。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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