俳諧志 (上) (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022396

作品紹介・あらすじ

飯尾宗祇から、近世末期の井上井月に至る俳人八十名近くを網羅、集大成して、近世俳諧の醍醐味を堪能する。近世の随筆から近代以後の俳論まであまねく目配りをした博覧強記の考証に裏打ちされた独自の見識で、各俳人の選りすぐりの句を取りあげる。俳句の奥深さと楽しさを、豊かな知見をもとに滋味深く、しかも分かり易く味わう。多くの読書人を俳諧の魅力の虜にすること必定の書(全二冊)。

感想・レビュー・書評

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  • さすがに読まれないだろうなぁ。
    俳諧師ひとりを一日と決めて、長い時間をかけて読んだ。
    一気に読めるものでもないし、読んで楽しいものでもない。
    きっと・・・・俳諧を楽しむ人にとっては机上の参考書的なものなのでしょう。
    下巻もまた、ひとりずつ読んでいきます。

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著者プロフィール

昭和4年1月3日東京生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒業。日本テレビ勤務などを経て、昭和49年以降は著述業に専心。平成10年、単独選考による加藤郁乎賞を創設し、後進の育成に力を注ぐ。24年5月16日心不全により没、享年83。句集、詩集、評論集、考証研究、小説集など著書多数。昭和41年、句集『形而情學』で室生犀星詩人賞受賞。平成19年、詩、俳句、俳諧研究にわたる業績に対して文化庁長官賞を受賞。評論集『市井風流』と句集『晩節』では、山本健吉文学賞評論部門と俳句部門をダブル受賞。

「2016年 『加藤郁乎作品撰集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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