- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006022433
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた上下巻、どういうわけか下巻は美しい。
たぶん上巻を読んで、下巻でリタイヤした人が多いのではないかと勝手に想像しました。
この「東海道中膝栗毛」は長編ですが、終始一貫していないというか、ストーリー性があまりないので、著者の笑いのセンスが読者にフィットしなければ、読み続けるのがやや苦痛となるかもしれません。
私の場合は、挿絵に少々興味をもったので、挿絵を最後まで見て、巻末の解説を読んで終わりにすることにしました。
解説を読んで、衝撃的な事実を知りました。
弥次さんと北さんのこの二人の過去の関係が驚きでした。調べてみますと弥次さん50歳くらい、北さん30歳くらいということで、「陰間」という言葉は、この本を読んだことで初めて知りました。
下巻の終盤に、奈良の大仏殿の柱に通り抜けの穴が開いている挿絵があり、懐かしく思い出しました。これを通り抜けると御利益があるというやつですね。
そして、ここに弥次さんの腹が引っかかって抜けなくなってしまった(笑)。ここでもドタバタ劇が。
ちなみに今調べてみると、この穴は縦約37㎝、横約30㎝だそうで、酒ばかり飲んでるオヤジなら実際にあり得る話かもしれないなと思いつつ・・・ひとまず今回はこれで読了とします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
桑名〜京都でのお話。小便のお話が多かった気がする。弥次さんが夜中に添い寝したのがお地蔵さんだったのはかなり笑いましたね。
あとがきに弥次さんと北さんはホモだったというのはびっくりしましたね⁉︎