ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

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制作 : Richard P. Feynman  大貫 昌子 
  • 岩波書店 (2000年1月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006030056

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ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

  • 大事なのは遊び心なのかなぁと思った。
    あとは、人の期待と自身の責任感にとらわれすぎないこと。

  • 物理学者の書き物とは思えないぐらい、とても笑えます。

    物理が本当に好きなんだなという気持ちがつたわってきます。

    いい本だなと思いました。

  • Richard.P.Feynmanの伝記。

    朝永振一郎とともにノーベル賞を受賞した彼である。
    天才かと思っていたが(いや、十分に天才なのであるが)、本書を読むと、幼少期の彼の「知りたい」という気持ちが将来を決定したのだと思う。

    いや、気持ちだけではダメで、実際にやってみるという経験が重要なのだ。

  • 物理学がわからなくても十分楽しめる。
    読みながら思い出す言葉があった。

    「子日わく、之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。」

    電車の中では読まないほうがいい。
    クスっと笑える箇所が多すぎる。

  • 重い足取りも軽くしてくれるようなエピソードの数々。

  • 「大人げない大人になれ!」の著者もとMS社長の成毛さんから紹介を受けた本、ノーベル物理学賞をとられたファインマンさんの自伝。やっぱりノーベル賞を取られるぐらいの人はこのくらいぶっとんでる人なんだなぁと思うぐらい、「大人げない」ファインマンさん。小さなころは当然、大人になってからもいたずらばかり周りの人を驚かせ、「ただ面白そうだから」とひたすら多様なことに興味を持ち、その結果としてノーベル賞まで行きついてしまう。小難しいことなく、ワクワク読める本。

  • ノーベル賞物理学者のR.P.ファインマンの回顧録。実験や物理、人をからかうのが大好きだというファインマンの面白エピソードが凝縮されている。
    示唆的だったのが、プリンストン大学院に在学中に哲学専攻と生物学専攻のゼミに参加し、それぞれの場面で本質を見極めようと「〇〇とは何か?」という質問を行うシーン(105-112頁) ファインマンの質問に対して哲学専攻の学生たちの返答はまちまちで、彼らの間で定義に関しての議論が始まってしまい、生物専攻の学生はまるで答えることが出来ない。ファインマンの目はいつも「たいへん面白そうでいて、しかも誰にも答えられない問題点」を見つけ出そうとしており、彼の学究的視点の普遍性が窺える。
    その他にも、意義を与えられると能力が10倍になる部下の話や、原爆実験の後に考えることをやめてしまった彼自身の話、女の子にモテる話し方などはなかなか楽しめる。

  • 本当に、ご冗談でしょう?っていう軽い口調で思いつくままに話をしたという感じの本。
    結局、ファインマンがなんで物理学賞をとったのかもさっぱりわからなかったし。
    ま、書いてあったとしてもきっと理解できなかっただろうけどね。

    大抵の学者の本は、こんなことをした!やつよりすごかった!という自慢が述べてあるものだが、この本は、学者としての自慢はほとんど無い。(かわりに、芸術もできる!音楽もできる!○○もできる!という自慢はいっぱい^^)小難しい言葉も使われていない。
    きっと彼の教科書が評価されている理由なのだろう。
    レベルに合わせて話ができるすごい人なんだろうと思う。

    ま、基本的には、じいさんの酔っ払い話(といってもファインマンはお酒を飲まないらしいが)に近いものだけれど、ところどころにいい話がちりばめられている。教科書の話やら、ノーベル賞の話やら。
    そして、最後に科学に対する姿勢というのが平易な言葉で書いてあって、わたしはそれにやられてしまった。
    冗談ばっかり言う人がふとまじめな顔をすると女がオチルということなのか?
    ファインマンさんは女好きで、もてたらしいけれど、そういうところがうまいのかな・・・?

  • 改めて読む。面白い!

  • いやはや、このファインマンさんみたいに毎日過ごしてみたらきっととても楽しいだろう。
    見習わなければいけないことがたくさんある。
    こういう偉いひとが書いた話はもっと堅い物かと思っていたが、これは、素朴でふんわりとした「面白さ」があった。
    他のも読んでみよう。

  • 本日、夜ナビ開催でした。平日の夜ながら16名の方の参加、初参加の方もいらっしゃりアダルティーな雰囲気の会となりました。本日のお題の「元気がでる本」の解釈も多種多様で、そちらの選別の仕方が面白かったです。
    本日、夜ナビ開催でした。平日の夜ながら16名の方の参加、初参加の方もいらっしゃりアダルティーな雰囲気の会となりました。本日のお題の「元気がでる本」の解釈も多種多様で、そちらの選別の仕方が面白かったです。

  • 人生楽しそうだなぁ、この人。

    ノーベル物理学賞受賞者という側面はさておき、この人の、人生で出会う全ての物事に対する、純粋な好奇心や探究心には刺激を受ける。大人になって好奇心が磨耗しているなと感じる今日この頃、こういった人の話を聞くだけで、「まだまだ、人生ってすばらしいよね」と思えてくる。

    ただ、純粋に科学者としての信念や哲学が非常に伝わってくるのが下巻の最後の章「カーゴ・カルト・サイエンス」。

    この章は、全ての科学者および、科学者を目指す学生や子供たちに伝えたい、伝えるべき事柄だと思う。

    この章ででてくる「徹底的な正直さともいうべき科学的な考え方の根本原理」は、本当に心から科学を愛し育ててきた人にのみ語ることのできる事柄であり、およそ科学的であろうとする全ての人にとって重要なことだと感銘を受けざるをえない。

    なんて、もってまわった言い方をしてしまったけれど、それぐらい、非常に普遍的で根本的な科学的姿勢のあり方について語っているので、この章を読むだけでも、この本を買う価値はあるんじゃないでしょうか。

  • 物理に純粋な愛をまっすぐに注ぐ物理学者、R・P・ファインマンさんの自伝。
    少年時代から色々な現象に興味を持ち、とにかく実験をした行動派。
    そんな彼に振り回される人々が彼の話から伺えます。(笑)
    この人面白い!と思える一冊。

  •  言わずとしれたファインマンのエッセイ集。理系としては、読んだというよりまだ読んでなかったことが恥ずかしいくらいの名著です。理論物理の領域における彼の業績は理解することすらままなりませんが、その生き方や考え方は理系に限らず誰にとっても参考になるでしょう。

     文庫判の訳者あとがきによると、日本版より先にドイツ、フランス、韓国などで出版されてあまり好意的な反響ではなかったとのこと。日本が好意的に描かれているのを差し引いても、不思議なことです。

  • 「ご冗談でしょう、ファインマンさん(上)」
    これが、ファインマンさん。


    R.P.ファインマンは、1965年にJ.S.シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を授賞した天才的な物理学者であります。本書は、そんな天才物理学者の自伝という立ち位置ではなく、ファインマンの日常を綴った日記に近いものであり、奇想天外なエピソードがつまりにつまったものになっています。詰まり過ぎてはみだしてます。これを読んだら、きっとファインマンさんに会いたくなること間違いなしな仕上がりです。


    「ファインマンと聞いたとたんに思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、ボンゴドラムでもマンハッタン計画でもない。僕が好奇心でいっぱいの人間であったということ、それだけだ」


    なんて凄い心に響きました。なぜだろう、違うだろう、僕はこう思う、そんな純粋な気持ちを表現してきたファインマン少年から、少年心そのままに学者になっていくファインマン青年。好奇心をひかれたらそれに夢中になり納得のいくまで追求するのです。


    上巻では、彼の少年時代、物理学者としての修行時代、また駆け出しの物理学者として携わったマンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードが収録されています。どれもこれもインパクト大なエピソード。個人的な、お気に入りやりとりはアイゼンハートとファインマンのもの。アイゼンはハートはA、ファインマンはRで表記します。


    A)私はファインマンがこれを理論物理に関連させてどう考えるか、聞きたいもんだね(からかいながら)

    R)はぁ、非常に密な関係があります。理論物理では・・・(と詩と理論物理を対比してみせる)

    R)今、僕は、詩と物理の類似を示しましたが、詩についてどんなことを言われたとしても、物理だけでなくどんな分野とでも、同じようにこじつけて類推する方法をいくらでも見つけれますよ(どや)


    ここまで信頼関係を築き、冗談を言える。こんな関係がすごく羨ましい。そんな関係の中、


    A)催眠術の講演があるが、どうせならば催眠術の実験をした方が面白い!だれか実験台はいないか?

    R)僕!僕!僕!僕がやります!

    A)君が申し出るのはわかっていた。君以外に誰かいないかと聞いたんだ。


    なんて最高ではないだろうか。

  • 大学新入生に薦める101冊の本 新版 (岩波書店/2009) で気になった本。

  • 数学的な話からジョークまで幅広い内容。

    数学的な話は飛ばし飛ばし読んだ。

    日本とメキシコの滞在中の話もかなりある、天才が好む異国の文化が興味深い。

  • ノーベル物理学賞受賞。マサチューセッツ工科大学で学業を修める。コーネル大学教授。これだけ聞いたら常に気難しそう、難しいことを考えていそう。変人…。と思い浮かべるかもしれない。 しかし、この一冊を読んだら、彼らも血の通った人間であることが分かるだろう。というよりもとても面白い。純粋に疑問を自分で突き進める人が研究者になるのだろう。

  • ノーベル賞学者のユーモラスな逸話集。ファインマンは物事に没頭してしまう癖があり、相手が著名な科学者だろうとひるむことなく「それって間違ってる」と食ってかかり、それが却って相手の好感を得たりする。あるいは極秘の任務のために監視下にある中、手紙を検閲する検閲官に対して小学生のイタズラのようにおちょくったり。自分を押し殺してまで相手に迎合することない姿は、会社員の自分から見ると羨ましい。

  • ご存知の方も多いと思いますが、リチャード・ファインマンとは日本の物理学者である朝長振一郎らと共に量子力学の分野において大きな業績を残し、ノーベル物理学賞を受賞した理論物理学者です。

    この本はそんなファインマンによる自伝エッセイ集です。ファインマンの幼少の頃の悪戯から物理学者となってからの話に至るまで様々なエピソードが纏められています。
    少々自慢げに自身の事を話している時もあるが故にそこが少々鼻につくという方もいらっしゃるとは思いますが、それ以上に彼の生き方は面白く、読者である私達に多くの刺激を与えてくれます。難しく考えない方が人生は楽しいという人もいますが、好奇心を持ち、そして好きなことは徹底的に追求するファインマンのその一貫した姿勢からは、考えることの楽しさというものを感じ取ることが出来ます。『好きこそ物の上手なれ』という言葉がありますが、彼はその言葉を真に体現している様に思います。

    物理学に関する専門的な話は殆ど出てこないので物理が好きな人は勿論のこと、物理に然程興味のない方も、悪戯が大好きで、謎を解明することへの飽くなき執念を持ち、自分の考えにひたすら正直で、ユーモアたっぷりのファインマンさんに触れ、世の中の様々な物事や人生の楽しみ方を今一度考えてみて下さい。

    OPACへ⇒https://www.opac.lib.tmu.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00701457&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 考えることの重要性。
    好奇心を持ち、夢中になり、追い続けることと、その結果どうなるのかを考えることの大切さを感じる。
    そのためには人として、常識や教養など幅広いものが必要になる。

    ファインマンの持つ幅広い好奇心、一つのことを追い求めるためには周りのことを気にしない行動力など読み進めながら素晴らしいなと感じながら読み進めたが、マンハッタン計画への参加、原爆実験の成功。その結果。
    立ち止まって少しでも考えること。違った考えが持てれば、その好奇心、行動力からまただった結果をもたらしたかもしれない。

    その反面、自分たちがやらねば誰かがやり、やられてしまうという可能性を感じさせてしまう世界。やらざるを得ないという考えに至る動機も理解できる気もする。
    そういった世界を作っている人間。特定の誰か、集団、組織、国が悪いわけではなく、よりよい世界を作り出せていない人間の問題なのだろうか。

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ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)の作品紹介

20世紀アメリカの独創的物理学者が、奇想天外な話題に満ちた自らの体験をユーモアたっぷりに語る。持ち前の探求心と、大のいたずら好きは少年時代から変わらぬまま。大学時代や戦時下の研究所生活でも、周囲はいつもファインマンさんにしてやられる。愉快なエピソードのなかに、科学への真摯な情熱を伝える好読物。

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