私だけの勲章 (岩波現代文庫 社会 118)

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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006031183

感想・レビュー・書評

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  • 再読本。
    色々な職業が出てきます。
    大阪の演歌流しの歌手。著者の密着っぷりが、夜の街を魅力的に書きあげている。
    御巣鷹山の撮影に成功したフジのテレビクルーの話は、偶然が入っていることもあるが、この著者にしてはやや迫力不足。
    最後の阪神の川藤の話、失敗をしてもケロリとして帰ってくる彼のキャラクターは、やはり素晴らしい。
    ショート吉田、セカンド鎌田、サード三宅という鉄壁の布陣、ってリアルタイムではないけど、この描写読んだだけで何か楽しくなってきた。

  • 10/27読了

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著者プロフィール

1946年、京都市に生まれる。1972年、京都大学農学部を卒業。
ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物評伝などの分野で執筆を重ねる。
『空白の軌跡』(講談社文庫)で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』(岩波現代文庫)で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』(文春文庫)で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽』(中央公論新社)で第十四回桑原武夫学芸賞、を受賞。

2016年、書き手として出発して以降、2010年までに刊行された主要作品のほとんどが収録されている「後藤正治ノンフィクション集(全10巻)」の刊行が完結。

他の著者に、『関西の新実力者たち』(ブレーンセンター.1990)、『刻まれたシーン』(ブレーンセンター.1995)、『秋の季節に』(ブレーンセンター.2003)、『節義のために』(ブレーンセンター.2012)、『探訪 名ノンフィクション』(中央公論新社.2013)、『天人 深代惇郎と新聞の時代』(講談社.2014)、『拗ね者たらん 本田靖春 人と作品』(講談社.2018)などがある。

「2021年 『拠るべなき時代に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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