ヨーロッパを見る視角 (岩波現代文庫 社会 145)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006031459

作品紹介・あらすじ

十一世紀以前においては、日本と同様な「世間」が存在していたヨーロッパが、なぜ個人を重視する社会へと転換したか。個人の誕生の背景には何が存在していたか。恋愛の成立、市民意識の形成というヨーロッパ社会の基底に関わる諸事象を、日本社会との比較史的考察を通じて明快に解明する。長年の西洋中世史研究と日本社会論との鮮やかな連結。

感想・レビュー・書評

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  • AK3e

  • 新書文庫

  • 価値観・文化の違いっから自然科学的に私たちを相対化できる本。

    ヨーロッパ行きたいなら読んでもいいと思う。

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著者プロフィール

1935年生まれ。共立女子大学学長。専攻は西洋中世史。著書に『阿部謹也著作集』(筑摩書房)、『学問と「世間」』『ヨーロッパを見る視角』(ともに岩波書店)、『「世間」とは何か』『「教養」とは何か』(講談社)。

「2002年 『世間学への招待』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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