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- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006031473
作品紹介・あらすじ
子どもの自殺は親にとって全く突然のもの。なぜ我が子は死ななければならなかったのか。いじめと知り、子の状況を今からでも理解したいという親の気持ちとは裏腹に、学校や教育委員会からは実態を隠蔽され、自殺した本人や家庭の問題だと周囲の非難にもあう。いじめ自殺がなぜ後を絶たないのか、遺された親の発言から考える。
感想・レビュー・書評
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いじめが原因となって自殺を選んだ12人の子。その父、母へのインタビューを一冊にまとめたものです。初版は10年以上前の本ですが、驚くべきことに今現在 状況はいささかも変わっていないことがわかります。客観性が担保されているわけではありませんが、彼らの思うところは非常に共感ができます。
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いじめ、は連鎖するという事実。
子が死んだ次の瞬間には、その親がいじめに合うという悲しさ。
多くのいじめの原因は大人が作り出す。その大人はこどもの問題だとしらをきり、早々と次の問題へととりかかる。
この問題を被害者の立場からきちりと見つめた秀作。
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