チベット受難と希望: 「雪の国」の民族主義 (岩波現代文庫 社会 181)
- 岩波書店 (2009年3月17日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006031817
作品紹介・あらすじ
一九五九年三月チベット民衆が中国政府の支配に反旗を翻してから五十年が経過した。チベットは中国によって解放されたのか、それとも同化政策によって死滅の危機に瀕しているのか?AFP通信社の元北京特派員が中国政府の統治の変遷をたどり、ダライ・ラマ十四世の語る「高度自治」の真意や独立急進派の主張を紹介し、「緩慢な苦悶」が続くチベットの現在を国際的視点から照射する。
感想・レビュー・書評
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中国はやっぱり恐ろしい
一概には言えないけれど、
チベットの文化を破壊するために観光客に開放したくだりとか巧妙すぎてゾッとする
知らない間に自分も加担させられてるかもしれない恐怖
ジャーナリストにでもならない限りチベットに足を踏み入れちゃいけない、、これ以上踏み荒らしちゃいけない
芯から腐らせていくそのやり方は本当に卑劣だ
他人事とは思えない、グローバル化した社会の中でどれだけ自分の文化を持ち続けられるのか、中国のせいばかりではないのだろうけど(文化ってなに!?)
ダライ・ラマの健康を祈るしかないなんて
チベット解放とは何を意味するのか、具体的なイメージができないまま、それでもちゃんと先の事を考えなくちゃ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
チベットが侵攻された当時、内外で何が起こっていたのか? 秀逸なルポ。
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