人間を信じる (岩波現代文庫)

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著者 : 吉野源三郎
  • 岩波書店 (2011年5月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006032234

人間を信じる (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 吉野源三郎という人の言葉はどうしてこんなにすっと心でも頭でも理解できるのだろうか。人間は常に何かを選択して生きている。悪の選択も善の選択もできる存在であるという前提の元に、人間が善の選択をすることに賭け続ける筆者の気持ちに共感した。
    私もそういう人間でありたい。

  • 97P 思想のリアリティと同時代 まで読了

  • 文庫で手に入りやすいので、自分で考える力を養えるよう、このようなものはずっと置いてほしい(あくまで手軽に入手できるものとして)
    大人と言うのは、こういうものだろうと個人的には思うのだが、大人らしい大人がどんな時代も少ない。
    ましてやこんな現代、人と直に対話することを面倒だと思う人達が多い今、せめて本の大人と接する人が多くなるといいなと。作品と人物がイコールかは別として。

  • 著者の吉野源三郎氏は、岩波文庫採録の名著「君たちはどう生きるか」の著者として有名ですが、1950年代から1970年代にかけて論壇の中心であった総合雑誌「世界」初代編集長でもあります。
     本書は、その吉野氏の人間論・人生論に関する論考を採録したもので、ヒューマニズムを基調とした吉野氏の思想が明瞭に記されています。本書の後半部分は、総合雑誌「世界」の編集者としての吉野氏の述懐が中心になります。「世界」創刊前から当時に至るまでの数多くのエピソードが紹介されていてなかなか興味深いものがありました。

  • 岩波新書を立ち上げ、雑誌「世界」の初代編集長も務めた吉野源三郎の
    講演録、寄稿文、インタビュー等を再編集したもの。

    60年代を中心に語られたことばなので、戦後日本という状況において、
    終戦、安保、東大紛争など、同時代の主題に対して生きた論考を展開している。

    内容的にはなかなかに難しい本。
    が、そいった時代をこうして懸命に思考し、発信し、行動した先達がいたからこそ、
    今の僕が、僕らがいるんだなぁと思うと、何とか食らいつき理解しようという気になる。

  • 善と悪があるから人間
    人は信じるに値するかを考えさせてくれる

  • 著者は「岩波新書」「世界」の初代編集長。
    「世界」は若い頃の自分には難しかった。初めて購入して読んだのは30年ほど前だっただろうか。いつになれば書かれている内容がわかるのだろうか・・・と20代の自分は思った。50代になっても相変わらず難しい。
    同時代を生きながら連綿と廃刊されることもなく(こんな難しい雑誌で採算がとれるのだろうか)、むしろ力強く継続している雑誌に驚いてしまう。
    岩波新書もまた、現在は毎月楽しみにしている。(ほとんどが岩波書店かなぁ・・・)

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