移民社会フランスの危機

著者 : 宮島喬

• 岩波書店 (2016年11月10日発売)

作品紹介・あらすじ

2005年11月、「人権の祖国」フランスのパリ郊外で、移民たちの「暴動」が起きた。その社会的背景をさぐり、「大革命」以来培ってきた平等理念と共和国的統合モデルの有効性を問い直す。本書は長年にわたり移民統合問題を追究してきた著者の書き下ろしの論考であり、今日のフランス社会を考えるうえでも示唆に富む。

著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2023年 『国際社会学〔改訂版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」