- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784010694527
感想・レビュー・書評
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小学校の頃図書室で読んで
大人になってからやっぱり買い直した大切な一冊。
動物好きな私のある意味原点。
いろんなことを学んだ。
今でもたまに開いては読み返してます。
心から大切な一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
奇形の日本サルの大五郎との出会いから別れまでを、沢山の写真と共に日記で綴られた実話です。
大五郎は前足がひじの付け根から無く、後ろ足はほとんどありません。カメラマンのご主人が淡路島のモンキーセンターでみつけ連れ帰ってきます。親サルにも見放されたのでしょう、「2,3日しか生きられないだろう」と係りの方にも言われました。もちろん著者も躊躇います。まだ手のかかる子どももいるし、サルなんてどのように飼ったらいいか分からないし、なにより重度の奇形ですから。もちろんその苦労は大変なものだったようです。時には心無い言葉を投げつけられたことも・・。それでも大五郎は必死で生きました。歩けない代わりに這ったり、転がったり。写真もとても素敵です。大きなまん丸の瞳でじっと空を見つめていたり、普段は喧嘩ばかりの下の子が泣いている背中に乗って慰めているものとか。
確か私は小学4年生だったと思います。動物の話が好きだったので姉の友達が貸してくれました。私はランドセルも下ろさずに玄関の上がり口に座って一気に読み、ぼろぼろと泣いていたことを思い出します。その後、自分でも買って何度も読みました。皆に読んで欲しくて貸してたんですが、貸した方と縁が切れてしまってそのままになってしまい、今は手元に無いんです。
センターの奇形のサルは大五郎だけではありません。増えてきているそうです。理由ははっきりとはしませんが、「サルは私たち人間と同じものを食べています。」と言う話が怖かったです。 -
小学生の時、図書室で借りて読んだ。
ページをめくるたびに涙がこぼれてきてしかたなかった。
初めて本を読んで泣くという経験をした。
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忘れもしない小1の図書室……
初めて知った「死」の衝撃