富江Again 新版: 富江Part3 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
- 朝日新聞出版 (2007年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022130211
感想・レビュー・書評
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伊藤潤二氏の作品『富江again―富江part 3』を読了。
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しつこい富江ちゃん(笑)
最初の頃の方が好きだけど
富江はシリーズ揃えたくなりますね -
続きはもういいや……と言った舌の根も乾かぬうちに、
やっぱり読んでしまった「again」。
全13話で一区切り付いた後、また出た短編を集めた1冊。
というか、
今頃こっちと『富江―The complete comics of Tomie』を買うくらいなら、
2011年に発売された『伊藤潤二傑作集』①②(「富江」上下)を
選ぶべきだったようです(泣)
しかし、これはこれで凄い。
増殖する不死身の魔少女・富江の、相変わらずの傲慢な暴走っぷり。
家族崩壊、幻覚醸造所、
そして、かつてあれほどキャビアとフォアグラを要求しまくったくせに、
「もういい加減飽きたわよ」の暴言。
で、最終的に『おろち』他の楳図かずお作品に呼応するかのように、
老若・美醜の問題に言及。
読む人によっては
極めてシュールでバカバカしいマンガだと感じられるかもしれませんが、
人間の愚かさや底なしの強欲を描いた怪作と言っていいのではないでしょうか。 -
富江が子どもと触れ合ったりミンチになったりしてた。