三谷幸喜のありふれた生活 4 冷や汗の向こう側

著者 :
  • 朝日新聞社
3.50
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本棚登録 : 587
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022500717

感想・レビュー・書評

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  • 大河ドラマ『新選組!』をやっていたときに書かれたエッセイ。ドラマキャストの裏話などが収録されている。

    おもしろかったー。
    新選組大好きだったから。
    山本耕史と八嶋さんが、山南さんの死について口論してるのとか、みんな役に入りきってるんだなーって。
    三谷さん自身もすごく仕事人間。
    人見知りだと公言していながら、出たがり、笑わせたがりなところは矛盾してるけど、人間ってそういうところがおもしろいんだよなーとも思う。

  • やっぱり面白いなあ。また三谷幸喜さんの舞台が観たい。笑って笑って、やっぱり笑って。いいなあー(しみじみ)

  • 再読。
    最後に和田誠サンと清水ミチコサンの対談が収録されている。
    当時はただただ面白く読んでいたが、和田誠サンの言葉は今読むと切なくなる。
    このエッセイの挿絵を担当していることに対する和田サンの話の下りで、「長く続くと、自分が先に死んじゃう」と話されている。
    それだけ長く続いているこのエッセイ、今は三谷サン自身が挿絵を引き継いでいる。
    和田誠サンのことが大好きで絵も何度も真似して描いていたという三谷サン。
    三谷サンの絵は自分の絵に似ているけれど、彼なりのタッチで描いていると話をされている。
    和田誠サンと三谷幸喜サンの交流も面白く話されている。
    本編も面白いが、この対談を改めて読むことができてよかった。

  • 結婚指輪を紛失、腰の激痛で脚本降板、さらには居酒屋での支払いが…。ハプニングばかり続くなか、いかに人気脚本家は大河ドラマを乗り切ったのか? 和田誠×清水ミチコの特別対談も収録。『朝日新聞』連載の第4弾。
    (2005年)

  • 270

  • ☆2つ

    この「本当にありふれてる生活」第4巻は、最後に載った和田誠と清水ミチコの対談が抜群に面白い。そしてそれ以外の話題は特にどうと言うことはない。いやはっきり言うとちっとも面白くない。

    考えてみればもともとこの本の面白さは和田誠のイラストがその大半を占めているのだと思うのであった。

    しかし、この本、あと2冊まで迫った2012年のわたしの読書記録には十二分に貢献しているのであった。

    すまんこってす。すごすご[m:237]。

  • 三谷幸喜のこのシリーズ初めて読んだけど面白かった。機会があれば、1から読みたい。

  • 読了

  • 平成24年5月30日読了。

  • ゆっくりと読んでいます。今回は生活記録が幾分少なかったように感じました。

  • やっぱり好き。

  • 打ち合わせも終わり、帰宅途中の電車で読んでた本。

    朝日新聞に連載されてる三谷さんのエッセイは好きで、このシリーズは1からずっと読んでます。

    この本のころはちょうど大河ドラマ『新撰組!』の頃。

    賛否両論ありましたが、私ははまってみてたドラマだったんで懐かしかったですね。

    また三谷さんの映画もあるみたいですね。

    これも見に行きたいなぁ。

  • 前作の『大河な日々』よりも熱い新選組!のエピソードが書かれていて新選組!ファンは続けてこちらも読んだほうがいいでしょう!もちろんその他のエピソードもおもしろいです。

  • 新選組!を書いている時期の三谷さん。彼の作品が好きなのと、新聞のコラムが面白いから手にとってみたら、やっぱり当たり!大河ドラマ見ていたからこそ、その裏話が面白く、最初から通して見返したくなった。
    ちょいちょい出てくる猫や犬の話がほんわかとしていて、彼も普通のおじさまだなと思わせてくれた。

  • 4冊目。このゆるさがいいです(笑)

  • 読み終わってしまいました。もっともっと一緒に居たかったのに。
    『新選組!』に対するアツイ思いが少々復活しました。近藤さんの最後の一言にそんな意味があったとは!ぐっときてしまいました。夫婦でセッションする話がすきです。自分もやりたいです。最近自分の中で小堺一機株が上昇中です。

  • 三谷幸喜さんのありふれた生活4 冷や汗の向こう側



    大好きな私のシリーズ第4弾読みました。


    個人的には前作のほうがすきだったんですが、今回もくすっと笑わせていただきました。


    毎回思うことは、三谷さんは自分の作品をこよなく愛していて、取り組んでる作品についての裏話が必ず何話か出てくる。ありふれた生活をを読むと不思議なのが、本の中に出てくる作品をすごい見たくなるということ・・・・。


    でも、舞台は見に行ったことがないし、新撰組!も見てなかったからいま無性に観たい!!いま観たら絶対何倍も楽しんで観れると思う。


    戸田恵子さんの一人舞台は三谷さんの戸田さんに対する家族愛みたいなのがすごい伝わってきて、テレビで戸田さんを見るだけでなんか私まで親近感湧いてしまうのが不思議。



    新撰組!ではすごいバッシングされたみたいで、バッシングを気にしてないですよ。といいながらもすごい気にしていて・・・それを乗り越える三谷さんの姿になんだかジーンときてしまいます。


    自分の仕事をこよなく愛していて、(奥様やかわいいペットたちはもちろんのこと)ネガティブなんだけど前向きで、読んでいて私もがんばらなくっちゃ!と力を分けてもらいます。



    最後に挿絵の和田さんと清水さんの特別対談があったんだけど、とっても面白かった。二人とも三谷さんのことをけなしながらも、彼のことが好きで結局褒めている。読んでいてほほえましく、エッセイに並ぶ笑いを呼んだ。



    やっぱり大河をやっていた影響ですごい仕事が忙しかった時期のよう。いつものありふれた生活では奥様やペットの話がすごい出てくるのに、今回は8割ほど仕事の話だったような気がする。



    自作も楽しみ。早く読まないともう7話か8話くらいまで出版されてるよ。



    でも、まだ読みたいすきな本があるって幸せだ。

  • ミッちゃんと和田さんの対談もあってよかった。
    やっぱりありのままが書かれてるわけじゃないんだなあ。
    新撰組が気になる今日この頃。

  • 私も清水ミチコの家のホームパーティーに行きたい。

  • 以前に読んだ気もします。面白いです。新撰組!についての話に胸が熱くなりました。

  • こちらの方が大河の話が多い。
    和田さんと清水ミチコさんの対談も収録。

    【図書館・再読・12/8読了】

  • このシリーズも4巻目。
    すっかり、三谷ワールドのとりこ。

    和田誠のイラストが、ホントにすばらしい。
    巻末の、清水ミチコとの対談での、裏話も面白い。

  • なんてことないことしか書いてないのに面白いんですよね。

  • 朝日新聞で連載しているエッセイの第四弾。
    1作目から楽しみに読んでいるシリーズものです。
    内容としては、大河ドラマ終盤の撮影の話から、戸田恵子さんの一人芝居の話、そしてちょこっとだけ「THE有頂天ホテル」の脚本を書き始めたというものでした。
    その中でも、やっぱり私は小林聡美さんとの話が一番好きです。
    このエッセイ集には仕事の話中心で、小林さんとのエピソードの数は少なかったのですが、三谷さんが結婚指輪を無くした話は2階続けて読んでしまいました。
    指輪を無くした事を告げた時の小林さんの「大ショック…」は声が浮かんできたなぁ。
    巻末に、和田誠さんと清水ミチコさんの対談があるのですが、
    ここに登場する「妻」や「僕」も、限りなく実在の人物には近いけど、
    三谷さんなりの演出をされているのだろうというお話に、すごく納得。
    三谷幸喜さんって、どこまでが演技で、どこからが素なのか分からないあのしゃべりが私は好きです。
    全て計算されてるようにも見えるけど、のりでしゃべってるようにも見える。
    いや、でもやっぱり計算か…そう思わせるところがいい。
    色んな役者さんの素顔(限りなく素に近いけど、三谷さんの演出によるもの)が見られるのも楽しい、お勧めのシリーズです。

  • またまたあっという間に読んでしまった。三谷さんってひねくれ者なんですね。

  • もっとおもしろいかと思ったらけっこうおとなしめ。

  • 2009/2/17 読了

  • 70830

  • 7月7日読破。

  • 軽く読める。かっこいいとび最高。

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著者プロフィール

1961年生まれ。脚本家。近年のおもな舞台作品に「大地」「23階の笑い」「日本の歴史」「ショウ・マスト・ゴー・オン」、ドラマ作品に「風雲児たち?蘭学革命篇?」や「誰かが、見ている」「鎌倉殿の13人」など、映画監督作品に「清須会議」「ギャラクシー街道」「記憶にございません!」などがある。また、おもな著書に『三谷幸喜のありふれた生活』シリーズ、『清須会議』など。

「2022年 『三谷幸喜のありふれた生活17』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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