うなぎの丸かじり (丸かじりシリーズ 25)

  • 朝日新聞出版
3.40
  • (3)
  • (9)
  • (15)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 61
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022502247

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 久しぶりの丸かじりシリーズ。ずいぶん昔の話だけど、安定の面白さ。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    またも食通エッセイ界を快進撃。鰻重を食い散らかさずにたいらげる必殺のハウツーはこれだ。

    端からきちんと食べてみたり、チャーハンを崩してから食べてみたり、意外と共通ルールってそんざいするのねと思った今回。
    駅弁、食べてみたくなりました。

  • 読みやすくて、おもろいなあ。
    天丼を食べるとき、最後までエビを残す気持ちを思い出したよ。

  • シリーズ25冊目☆なんか笑える1冊だった。ギャグ要素強めな(笑)吉野家牛丼限定復活デーは仕事してたなぁ。行列を横目で眺めてたなあ。そうか、あの日に食べたら記念カードくれたのかー。いいなー。

  • 今回、一蘭の回があって興奮!
    店名は出てなかったけど…

    これはほんと、お腹すいてる時に読んではいけない本だと痛感。
    今回食べたくなったもの…

    一蘭のラーメン。
    ホットドッグ。
    茶碗蒸し。
    天丼。

    文章で人の食欲を刺激するというのは、とても楽しいことだろうなと思います。
    でも多分、書きながら自分の食欲も刺激されるんじゃないかと思うw

  • 3/28/10図書館

  • 相変わらず、安定しておもしろい!

  • 丸かじりシリーズって長いですよね〜〜
    毎回毎回食べ物ネタでこれやるのって、実はものすごーーーーーーーっく大変な気がする。
    でも読んでるほうは気軽にワハハと笑えます
    肩の力抜けてGOOD☆

  • 丸かじりシリーズは常に一定のレベルが保たれている。ヒットもないが三振もない。あいつを立たせておけば、とりあえず点にはならなくとも1塁に進むだろう…というような常に平均点といった感じか(それが安心感につながり好きなのだ)。丸かじり風比喩方法を用いて紹介してみたよ。今回の中では「カップみそ汁」の話が一番好き。干からびたものたちの上から湯を注ぐと、急に干からびた物たちが慌てふためく。滅ぼされ、虐げられ、打ちひしがれていた物たちがいっせいに蘇るのがわかる。お家再興。そのためにいっせいに立ち上がったのだ。と、まあこんな調子でカップみそ汁の出来上がるまでを表現するのだ。擬人法にもほどがある(笑)

  • 10年ぶりに、この人の本を読みました。
    以前よりも、観察眼が冴えてるんじゃないでしょうか?
    普段感じている小さな違和感を、きちっとエンターテイメントにしている。
    さすがです。

    この本を読むに当たって、予め米を研ぎ、うなぎを魚焼き機に入れておきました。
    絶対に食べたくなりますからね。
    (読み始めてすぐに「かた焼きそば」を食べたくなるのはご愛嬌。うねぎの話が登場するまでは、がまんで読みました。)

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東海林さだおの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×