- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022502308
作品紹介・あらすじ
都区内の江戸時代の坂を完全収録。各地区道順にそって坂を解説。東京の坂道散歩はこれ一冊で完璧。
感想・レビュー・書評
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改めて東京の坂の多さに驚き、著者が言っているように個性的な名前が付いていてるなあと思いました。読んだ時代小説で覚えのある坂も多々あり。実際に行ってみないと。何気なく歩いている東京の坂道、実は江戸の名残りを見逃しているかも
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<目次>
東京23区が網羅される
<内容>
東京坂道学会会長の本。タモリの本を読むと、如何に坂道好きかが活写されている。単なる坂ではダメで、歴史や情緒、形態など厳しい条件が付くらしい。かつて横関英一さんの本では、歴史が重視されていたが、坂道学会ではその一部分にすぎない。私的には横関さんよりの感覚なのだが、本を読むと行きたくなる坂が散見され、そこがこの本のポイントなのだと思った。
逗子市立図書館 -
都内には江戸時代に命名された坂が500余りあるという。これを現在の区ごとにまとめてある、坂道のガイド。ユニークな命名の由来だけでなく周辺の史跡や時代的背景などのコラムも含まれ、写真や周辺の坂との地理的つながりのわかる手描きのイラスト地図もあり、この本を読んでいると実際に本を持って散歩に行きたくなってくる。
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00032827 -
東京都心を中心とした坂ガイド。
地域別、コースごとにまとめられ、実際に行かれる時の下調べにはもちろんですが、歴史や坂の名の由来にも詳しく触れられているので読み物としても楽しめます。
各コースにかわいいイラストマップがついていますが、こちらは簡単なものなので実用向きではなさそうです。
「なぜ多くの坂名が生まれたのか」「『坂名』の法則と分類」等、コラムも充実。
これを読んだら、もう坂を意識せずには歩けません。 -
東京にはこれだけ坂があるんだと、再認識させてくれる本。とても細かく記載されており、思わず散歩に行きたくなる一冊。