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みんなの感想・レビュー・書評
ボブウッドワードの日本版という感じ。とにかく情報量の多さに圧倒される。日本の地政学リスクとしての朝鮮半島の問題を認識できる。
朝鮮半島問題は対岸の火事ではなく、日本にとっても地政学的リスク。貧乏な小国が核を持つことで大国とわたりあえるという既成事実を作ってしまった失敗が痛い。
圧巻としか言いようがない傑作。綿密な取材に基づいて2000年以降の北朝鮮核危機・ミサイル危機を巡る米・朝・日・中・韓・露六カ国の対外政策、外交の内幕を描く船橋洋一の著作です。 合計700頁を超える大作を通じて、船橋は核危機・六カ国協議失敗の原因を、?各国の国内政治レベルでのいさかい・国内強硬派の台頭と、?五カ国による協調外交の失敗、特にアメリカのバック・パス(責任転嫁・放棄)に帰します。 ... 続きを読む »
北朝鮮をめぐる現代史としてきわめて高い資料的価値を持ちながら、同時に、スパイ小説のようなスリルを楽しめるという希有な本。
内容面では、米国が政権内で対北朝鮮政策をめぐって深刻に分裂してしまい、何ら有効な手を打ち出せない姿を批判的に描いた部分、また、興隆する中国が、六者協議を契機に外交面でも大国としての力を発揮し始める様を活写した部分が特に秀逸だった。
ただし、中国については、船橋洋一が自分にとってアクセス可能な人間(外交官たち)だけから取材して評価しているために、軍事的能力の急激な拡大などを批判的に見る姿勢が欠けており、片手落ちではないかと思える。
新聞記者である著者が、膨大な量のインタビューによって北朝鮮の第二次核危機(2003年)を中心とした各会議の模様、アメリカにおける国務省とホワイトハウスでの考え方の行き違いなど、さらには日本と韓国の動向や政策(中国・ロシアも!)などを再構成した本。専門書とは違うかもしれないが、この大量のインタビューというのは論文資料として使うときに非常に便利でありがたかったりするのである。ドン・オーバードーファーの... 続きを読む »







