- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022502582
感想・レビュー・書評
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うーん、中身忘れちゃった。
ジュリーが出てきた話だったよね。
可もなく不可もない、読みやすい話だったかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。この人の本は、なぜか時々読み返したくなる。自分は自分のままで良いんだと、再確認するためかな?
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今まさに更年期の入口にいる私にピッタリの本だった。
これから辛いことがあっても、なんでもホルモンのせいにすればいいやと思うと、少し心が軽くなった。
それから、これだけジュリー推しされると、全く興味なかったのに思わずネットで検索してしまった。
普段あまり歌詞に注目しないので、そんな歌の楽しみ方は珍しいのかと新しい自分を発見したような気がした。 -
まだ20代と思いつつもふと若さが羨ましくなった時に アンチエイジング という言葉に惹かれて、手に取った一冊。
ジュリーファンという共通点を持つ50代前後の3人の女性の物語で、結婚・更年期・親の介護が重要な要素として描かれている。
どの話も気持ちよく終わりを迎えるのだけど、これから自分の進んでいく先を見せられたような気分で私自身からは不安が拭えない。かと言って、避けられない生理現象ならばじたばたしても仕方ない。今を目一杯楽しんで、未来の自分へのギフトをたくさん作ろうと思う。 -
平安寿子さん「あなたがパラダイス」、2007.2発行です。おっとどっこい、ついにその日が、こんなはずでは、まだまだいけます の4話。40過ぎから50代の女性たちの関心事。更年期、老化、閉経・・・、知らん顔をしているが、松坂慶子、中島みゆき、小池百合子も同じと~w。そして、ここに登場する女性たちの一番の関心は、ジュリー、沢田研二です。ジュリーのライブはこの世の楽園だそうですw。私にはわからない世界です(^-^)
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どうして、こんなに何とも言えない不安感やイライラが
後から後から押し寄せてくるんだろう。
おばちゃんになったら、私も肝っ玉母さんみたいに強い心で
小さな揉め事位へっちゃらなおばちゃんになるだろう、と思っていたのにそうでなかった。
相変わらず気持ちはちっぽけで、心配性で
なんかすると、すぐ動悸がする毎日。
そして、数か月前、私は生まれて初めて、本物のジュリーをこの目でみて、この耳であの素晴らしい歌声を聴いて・・。感動しまくったのである。頭の中が、感動で
波打っている感じとでもいうのでしょうか?
確かにほんとに、ジュリーに元気にしてもらったのです!
それからは、毎日ジュリーの歌を聴く事数か月目。
日常の嫌な事とは、ちょっと離れて、歌声に魅了され、
ほんとに、登場人物の気持ちが、わかる、わかる!
みんな、普通に頑張っている人が主人公の短編。
でも、誰にでも乗り越えなければならない難儀な日常や予想もしていない体調の変化ありで、
普通って、実は大変なんだと思う。
だから、尚更共感できるのだと思う。
これからも付き合っていかなければならない自分の体。
晴れやかになれるんだったら、ミーハーなところあっても
いいじゃん!好きなんだもの、いいじゃん!
今の私にジャストフィット。なんか元気になれそう。
2017年のジュリーの初ライブの日に。この本を読み終えたという偶然。
平さんの小説、もっともっと読みます! -
(2016/12/3読了)
図書館の書架から何気なく手に取り、あらすじだけは読んだけだったので、更年期の本だとは思わなかったし、そしてまさかのジュリー推しの本だなんて…平さんって沢田研二さんの大ファンなんだろうなぁ。
主人公たちとほぼ同年代。更年期については、本当に誰からも詳しく聞いてなかった。すごく勉強になった。よくある、漫画で解説!みたいな、誰からでも受け入れやすい、教本って感じ。共感することも多かった。
星4つはおまけ。
(内容)
人生を生き抜いたごほうびの場所では、まだまだいける恋心が健在でした。3人の中高年女性、夫と家族と恋人による、ユーモアたっぷりのアンチエイジング小説。
(目次)
おっとどっこい
ついに、その日が
こんなはずでは
まだまだ、いけます -
面白い!
更年期、閉経、りこん、不妊、介護などなど身をつまされる話題なはずなのに暗くない。というか明るい。沢田研二の歌がどのページにもでてきて相当のファンだと思う。しかし、愛は盲目になっておらず、ちゃんとファン以外の目にどう映っているかということも冷静に判断しつつ、それでも魅力が幸せというのを感じた。ユーチューブでさがしてみよう。 -
更年期とジュリーがキーワードです。
ジュリーの歌もですが、歌詞をかみしめながら歌を聞きたくなりました。 -
沢田研二、ジュリーの好きな人たちがいっぱい登場する。
あの頃のジュリーを愛する女性たちは更年期に入っている人が多い。
それで、落ち込みそうになっても、どっこい、ジュリーも現役でバリバリに自分の歌を唄い続けている。
ジュリーファンと、ちょっと疲れ気味の中年の男女におくる、とても暖かな4つのお話。