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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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いままでは自分が人生の下り階段にいると思っていた。でも、じつは階段には上りも下りもないのだ。上がろうとすれば、そこは上り階段になる。
― 431ページ -
『家族全員で入り口の近くで待っていると、見慣れた制服のウエイトレスさんがやってきた。智也たち5人をぐるりと見回して、それから言った。
「6名様ですね」』
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「昔の人が囲炉裏をつくったのは、火をおこして料理したり、体を温めたりするためでしょ。火遊びみたいに薪をきべたり、炎をぼうっと眺めているのも確かに楽しいけれど、でもそれはいちばん大切なことじゃない」/「ねぇ、考えてみて。ひとつの場所に火があるからこうしてみんなが集まれるのよ。家の中のどこでも好きな場所で火を燃やせるわけじゃないでしょ。やっぱり囲炉裏は一カ所にしなくちゃ。みんなに囲炉裏はひとつだけ」
― 409ページ
みんなの感想・レビュー・書評
ほっこりほっこり。ふわぁと出てきてきゅっと笑う、座敷わらしがとても可愛らしい。するっと物語に入れ、家族と一緒に成長してる気分になれ、あたたかい気持ちになった。しかし読み終わった後で、椅子にかけてあったカバンに無意識に肘が当たって落ちた時に、びくっとしてぞわり。実際に会ったらやっぱり怖い!
ほのぼのとした話。家族のそれざれが抱える事情がざしきわらしとの交流を通して解決されていく。人は、愛したいもの、大事にしたいものがあったら、強くなれるというか変われるというかそんなメッセージを感じる。
そういう存在が身近にいるかもしれないと思ってしまう。
映画化されることになった愛しの座敷わらし。
大きな旧家に住むことになった高橋一家。
東京から引っ越してきたものの家族の中はいいとはいえない。
お父さんはのけ者?嫌われ者的存在。
それに、子供達は子供達で悩みを抱えていて、
おばあさん過去の出来事を思い出す。
そして母親は、家族のバラバラ加減に落胆。
座敷わらしがあらわれることで家族はだんだんまとまり、
とても仲のよい関係になる。
それは座敷わらしの力なのか、それとも
高橋一家の傷なの力なのかはわからない。
とても温かい、それぞれの目線になって物語は進むので
面白かったです。
東京から田舎に引っ越した一家と、座敷わらしとの出会い。
それを機に本当の家族になっていく…。
家族の絆を取り戻してゆく、ささやかな希望と再生の物語です。
座敷わらしと男の子の関わりが楽しく、座敷わらしが男の子の母親に甘える仕草などとてもほほえましい作品です。
荻原浩のラスト一行の「ひぃ!」ってさせたり「くすっ」てさせたりするのが好きです。座敷わらしちゃんがかわゆすぐる!!水谷豊主演で映画化するのが超楽しみ!
座敷わらしのおかげで、家族が再生していく様子がほんわりと書かれていて、面白く読めました!
2011.12.3 初読 市立図書館
初・荻原作品です。
ほっこりするお話。
登場人物の心情が丁寧に書かれていて、共感しやすく読みやすい。
座敷わらしが可愛い。
そういう存在だという定義づけにはなるほどなぁ・・・と少ししんみり。
ラストのオチについ笑ってしまった。面白かったです。
父親の転勤で東北の田舎暮らしとなった一家5人。
だだっぴろい古い一軒家には、なんと座敷童がいた・・・
読み終わるとほっこりしてしまうような
そんな優しい物語
家族それぞれの葛藤や、絆の再生
面白かった!
ジブリで映画化されたら観てみたいーー
ぴったりの題材だと思うんだけど
転勤に伴い田舎の一軒家に引っ越した家族がおかっぱ頭の座敷わらしに
出会う。田舎暮らしで家族が本来の姿に戻っていく。
また、家族は東京に戻っていくが…
荻原浩さんの得意な、クスリと笑ったり、切なくなったり、でも、最後には心温まるお話。
バラバラになりかけた家族が、引越しをきっかけに再生して行く様子を書いている。
家族の皆が、悩み、苦しみ、でも一生懸命なところに心が惹かれる。
最後のオチがとても良く、読み終わってホッとした。
全く作風は異なるが、同じ作者の「噂」なみに鮮やかなオチで感心した。

転勤で田舎の広い一軒家に越してきた家族。
その家には、座敷わらしが住んでいた。
それぞれが抱える問題が、田舎暮らしをして行くうちに少しずつ解決していく。
おもちゃでの遊び方も、おやつの食...






