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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
逆に、小さな心遣いが重なって誰かの幸せにつながる・・・ということもあるはず。でもやっぱり人の心に刺さるのは、こういう人の醜さをさらけだす生身のお話なんでしょね。読み終わった後本当に毎日のように自分のささいな行動を冷静に見つめていて。影響の大きかった本。
ただただ切ない気持ちで読了しました。 序盤、節ごとに主役が変わる構成に戸惑いましたが、少しずつ各節の登場人物に僅かな繋がりがある事に気づきます。 それぞれの登場人物の環境は、現実のどこにでも有りそうな平凡なモノ。平凡な日常風景が続くため、節ごとの登場人物たちの構成や人物像をイメージできないと、置いてけぼりになるかもしれませんが、自分自身は文体が合っていたのか、すんなりと入り込んで読めました... 続きを読む »
ほんの些細なルール違反が、大事件を引き起こす。そんなこともあるかもしれない。
思わず怖くなってしまった。
小さなことが折り重なって悲劇をもたらす。
緻密でリアル。
声高に糾弾はしなくても、著者の訴えたいことは伝わってくる。
本当はいけないことだけど、今回だけはちょっとくらいいいよねっていうことが、いくつもいくつも重なって起きなかったかもしれない事故が起きてしまった。でも、どれもこれも些細なこれくらいはってこと。まさかこんなことが事故につながるとは思わないような。決定的な紛れもない過失があってあんたのせいだ!と怒りをぶつけられたら両親は少しは救われただろか。モラルでは人を糾弾することはできない。無念。けど、読み終わってよーく考えてたんだけど、他の人はまあそういうこともあるかもしれんと言えるけど、犬のふんのじいさんと責任おいたくないアルバイトの医者だけは許せん。あと、関係ないけど、図書館から借りたこの本にえーって思うものが挟まっててゲンナリ。ここにも、ちょっとくらいってやつがいるんだ orz
みんなの「自分さえ良ければそれで良い」の積み重ねが、ひとりの幼児を死なせる事故を起こしてしまった。この本を読んでいて、登場人物たちそれぞれの身勝手さに腹が立ったり、悲しくなったりした。それくらいみんな嫌な人物として描かれていると思う。自分も何かの事件の端っこを掴んでる一人になり得るかもしれないという恐怖を感じました。
登場人物の多さには意味があるものの、序盤はその為に緩慢としてしまう上、その各々の悪意なき悪を取り上げているのでものすごく気分が悪い。しかし最終的にはこの作品を手にとったことを後悔することはなかった。
想像力を働かせそれを重視して行動することはささいな事柄についてでも怠るべきではないと想像してみたり、身勝手なモラルの慢侮に溢れる社会で何事もなく無事今日1日を終えていることは、思っている以上に奇跡なのかもしれないなどど思えてきたりする。
独断で、登場人物を罪深い順に順番付けしてみた結果、夫婦のラストの扱いが気になり、貫井氏が他の著作で女性をどう描いているか興味が沸いた。
この本のあらすじを何かで見かけて興味をもち、図書館で借りてみた。とりあえず読み始めたのが大晦日の21時過ぎ。途中から面白くなって、500ページ超だというのにその後5~6時間くらいで読み通してしまった。2年越しで読んだことになるわけだけど、読み初めとしてはちょっと後味悪い小説だなあ。でも、社会生活するうえでの戒めとして、1年の計をこの本で始めるというのはよかったのかも。 私たちは誰でもちょっとした... 続きを読む »
とても苦しい
やりきれないお話でした
でも現実にいくつも起こっていそう
誰しも少しだけの
自分だけならちょっと位いいんじゃないか
そんな思いが重なり合って大惨事を引き起こす
運が悪かった
そんな言葉では当事者は済ませたくはない
清廉潔白。品行方正
を目指さないととんでもないコトになりそうです
ある意味とても恐ろしい小説。善人もしくは、善人だと思いこんでいる自分のような大多数の人にとっては究極のホラーかもしれない。不幸には、憎むべき明確な犯人や団体があり、原因はほぼ特定できる、と思い込んでいる節がある。しかし、この小説はそこから先に踏み込む。もしかしたら、あの事件の先を辿れば、あの日の自分に行きつくのでは、と想像力を働かせると、恐怖してしまう。そんなリアリティと、怖さがすさまじい筆力で展開される。かなり分厚い小説、でもまったく飽きなかった。ハッピーなことの因果関係を探るのはだれもが大好きだが、その逆バージョンはだれも探らない、そんな人のご都合主義の穴を見事についている。主人公が一人じゃなく哀しみを分け合う人間が他にいたことが、この小説の救いになっていた。
やっぱり貫井さんはすごい。
内容も展開も言葉の選び方も抜群。
この話上司に読ませたい!
社会全体にはびこる自己中が全ての罪に繋がること、みんなが自覚すべき。
誰も悪くないかもしれないが、誰も正しくない…
様々な人の無責任な行動が幼児の死に繋がる物語。面白かった。登場人物が多いが混乱せず読める。各自の行動が複雑に絡み合い、幼児を死に至らしめる展開は無茶苦茶なのだが緻密で感心させられる。読み終わり乱反射というタイトルにも納得。著者は自己中心的な行動をする今の日本人に憂いを感じているのだろう。ただ子供がいる身としては、子供が死ぬ内容は辛い。
日常の小さなことが、どれほど大変なことを引き起こすのか。
これくらい・・っていう小さな悪いことも、1つ1つ気にしないといけないと実感しました。
ミステリーとしての緻密な構成力に加えて、ひたすらに重いパンチ力に、今回もノックアウトされた。現代日本人の精神状況をよく描写した作品でもある。「カウントダウン」に伴う緊迫感もすごい。それにしてもこの人の作品は重いので、連続で読んでみようという気にはとてもなれないのだが、しばらく時間がたつと、また手にとってしう。貫井氏の作品は、「いい」というより「すごい」が適当だと思う。
子供の痛ましい死亡事故が起きた。しかし突き詰めれば、たくさんの人々によって殺されたも同然であった。事故と簡単に片付けていいのか、子供の父親は責任がめいめいにあるのではないかと真相を探ろうとするが――。
冒頭にいきなり子供の死が出てくるが、その話は一旦棚上げになり、しばらくは個々人のエゴの話が続く。最初は疑問に思ったけど、途中で話の向かう先に気付いたときの絶望感といったら!「風が吹いたら桶屋が儲かる」的殺人とでも言おうか。誰もが加害者になりうる恐ろしさ。
最初に事件の内容が明かされているので、読者はその事件がどうやって起こったのか考えさせられながら読むことになります。章ごとに数字がふってあってそれが-44から始まり、事件へのカウントダウンの役割を果たすので切迫感がありました。「因果」というのでしょうか。ちょっとした不注意やルール違反でとりかえしのつかないことを引き起こしてしまう。怖いですが、どうしようもないともいえるし。いろいろ考えさせられます。

こえぇ~!!!
ちょっとしたことが、どう転ぶかわからないんだと実感。
知らぬ間に加害者になっている可能性に驚愕。
考えさせられた。
人の心の中って、ほんとわからんな。
ただ言えるのは、自...






