- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022505576
作品紹介・あらすじ
新選組、近藤勇、土方歳三、池田屋騒動、残党狩り、禁門の変、坂本龍馬、鉄砲、そして最愛の女…。自分はなにを斬っているのだろうか?沖田総司が京を斬る。
感想・レビュー・書評
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新撰組一番隊長の沖田総司メインの物語。
沖田総司は天然理心流の天才的達人で、新選組の面々とともに喧嘩三昧の日々を過ごす。総司と同じ結核で最愛の女ミズ、池田屋騒動、残党狩り、禁門の変、坂本龍馬……。自分はなにを斬っているのだろうか? 痛快新選組青春グラフィティ!
凄く、新撰組の隊士の皆様の扱いが雑いww
沖田さんの恋を読みたいならこれ・・・?
山南さんの扱いは・・・ひどいですねww
でも、坂本龍馬と土方歳三が沖田目線で語られていた所は、凄い好き。
全く違う方向を向く二人だと感じた。 -
口調やノリは現代か江戸っ子なのだが、していることは結構鬼畜な沖田ほか。でも読み終わった後、一番鬼畜で怖かったのは近藤に思えた。互いが労咳というミズとの恋は切ない。タイトルの黒猫は、話にかかるのがちょっと弱かったかなと思います。
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この沖田さん好きだなぁ。
登場人物みんなが可愛く見えるのは、沖田さんの視点だからだと思います。
こんなに土方さんの破天荒さだけが見える作品もなかなか無いんじゃないかな(笑)
歴史ものは公式で発表できる二次創作ですね。
新撰組は特に、成り上がる前の個人の情報が少ないから(笑)
事前に史実を知らないと分かりにくい部分が少々あった感じがします。 -
『燃えよ剣』で切り損ねた猫を思い出しました。
ところどころ思いっきりフィクション入ってるけど、読み応えのある組の関係性。
山南と土方のやりとりがニクイ。 -
結構鬼畜な新撰組であるが、終盤は切ないラブストーリーになっていて泣けました
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良かった。泣けた
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沖田総司目線から書かれた新撰組。
新撰組って日本史にもほとんど出てこなかったし、昔ドラマで見たことあったかなーぐらいの記憶しかない。史実もほぼ知らないんだけど、どこまでが史実でどこからが創作?
前半は押し借りとかやることの数々が、どっちが悪党かわからない印象。後半は沖田とミズメインの話にシフトしていく。 -
沖田=薄幸、労咳→線の細いみたいなイメージが嫌いだったのでそうじゃなかったのが良かった。
なるほど沖田の目線で土方っていうのはこういう人だったとしたら、なんか納得。
不吉な、だけど気まぐれで懐きはしない、黒猫。
つまり土方の非情はツンデレのツンであるという…、いやごめんなさいなんか違うか。
オビのアオリがイマイチなのがちょっと残念。 -
バラガキの物語が新選組創設前後の話だったので、それ以降の話になります。バラガキの主人公は土方さんでしたが、今回は沖田さんです。やっぱりこの作者の土方さんと沖田さんの関係は楽しくて好きです。女遊びが激しい新選組の中で、沖田さんの純朴さは可愛くて素敵です…。
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久しぶりに一気に読めた。
やっぱり一番は「燃えよ剣」?
次に読むとしたら何ですか?
やっぱり一番は「燃えよ剣」?
次に読むとしたら何ですか?
凄い、新撰組にはまってしまった記憶がありまして。ラストサムライで...
凄い、新撰組にはまってしまった記憶がありまして。ラストサムライですよね(●^o^●)
まだ、子母澤 寛さんの【新選組始末記】を読んだことがないので時間があれば読みたいなと思っております。
日本人の心情にピッタリなのでしょうか、負け側に加担してしまう「判官贔屓」的なところが、、、
私も、...
日本人の心情にピッタリなのでしょうか、負け側に加担してしまう「判官贔屓」的なところが、、、
私も、新選組ファンの地人に連れら京都をグルグル回らされました(函館とかに行こうって言われたらどうしよう!と思っていましたが、それはありませんでした)。
私は真崎守と言うマンガ家の「男たちのバラード」が結構好きでした(古過ぎるかな)。。。