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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
ファンタジーというかスピリチュアル系というか、なんとも不思議な世界。ヌルヌル、ぬめぬめした感触の作品。いきなり、歯医者の奥様が犬になったり、大家さんが鶏になったり。
世界観に慣れるまでちょっと訳がわからない。慣れたら平気。時間も行ったり来たり、夢と現実が交錯します。
基本は自己の喪失と向き合うお話。
植物図鑑片手にじっくり浸りながら読むのがいいかな。
梨木さんの作品は水が重要なモチーフになっている。ピスタチオも水がらみだったし。
うっかり電車の中で読んでしまってもったいなかった。
ぐっときては本を閉じて涙を抑えてた。
夜中、ふとんの中でどっぷり浸かって、ぼろぼろ泣いてしまいたい。
時間が経ったらもう一度読みたい。
梨木香歩さんの本では珍しく、出来れば、余り、読み返すに躊躇う本です。多分これは私の個人的な、好悪の問題なのですけれども。
物語の主題は好きです。家守にもエフェンディにも通じる「私」が出てくるので、そういうところも、近隣の方々もとても好きなのですけれども、さなぎの中身は想像したくないといいますか。。
表紙絵は好きなのですが、本気で本棚に、梨木香歩さん棚に入れるかどうかで悩む一冊です。
基本的に梨木香歩さんの世界観が好きです。でもこの話は、短編〜中編にしたほうがおさまりがいいような気がします。
植物園奇譚。
今日と明日、過去と現在の境があやふやで、
同じところをぐるぐるとまわっているかんじ。
でも最後にきちんとつじつまがあうので、
安心して読みすすめてください。
明治?大正?昭和初期??
この時代背景このみ。
異空間を行き来するという面では、家守綺譚に少し似ている。
でもなぜかすっきりしない。
話の筋は分かるし、面白味もちゃんとあるし、落としどころもきちんと落としてくれている。
なぜだなぜだと考えていて、わかった。前の家守綺譚の時は登場人物が男オンリーだったから、何も思わなかったけど、今回重要なポジションにいるはずの女性の登場人物達の扱われ方が報われないというか、かわいそうだからだ。
主人公の私が男だから仕方ないのかもしれないが、この辺りに引っかかりを感じて、面白いのにすっきりしなかった。
人によって感じ方は違うだろうけど、このあたり、もし身近に読んだ人がいれば訊いてみたいと思った。
よもつひらさか、という言葉を思い出した。
黄泉比良坂。イザナギが死んだ妻を追って入った「黄泉の国」の入り口。
島 根 に 実 在 す る 。
↑こういうところが、日本って日本だよなあと思う。一泊二日で神話の世界。
小説。後半は好きです。
虫を解剖する描写には「ぎゃああああ」でしたが……でも芋虫→サナギ→蝶、の自意識のぶつ切れ?の表現の仕方が面白い。
梨木香歩、『西の魔女が死んだ』『家守綺譚』は読みましたが、相変わらず掴みどころのない。夢日記とか書いてほしいな。夢判断など寄せ付けないほど深い夢を見てそう。
う~ん、これは難解な本ですなぁ・・・・。 でも、難解ではあっても何故か近しく、親しく、ついでに言えば「現代の神話的」であり、KiKi の好みにはまさにジャスト・フィットの作品でした。 彼女の著書としては「家守綺譚」にかなり近いもの(若干「沼地の~」にも近いかも・・・・ ^^;)だと感じます。 昨日のエントリーで「昭和の香り」みたいなことを書いた KiKi だけど、恐らくこの作品の舞台... 続きを読む »
夢か現か。心許ない気持ちで読み進める。迷い込んだのは木の洞か、記憶の洞か。胸に一人、封印していたものが、歯痛と共に蘇り、幼虫が蛹となりドロドロに溶けてから蝶へと変わるように、主人公も痛みを伴いながらも変われたのだろう。洞の中で交わす、坊との会話に泣けた。
少し癖のある作品ですが、とても面白いです。流れる水のごとく一気に読み終えてしまいました。停滞があるからこそ進化がある。苦悩、過去との遭遇‥主人公の一人称で語られる文章は狭苦しく、それが彼のうちに秘めた苦悩を如実に表していると解釈しました。この作者さんの作品で『家守家守綺譚』や『村田エフェンディ滞土録 』が好きな人に特におすすめです。
どんどんと不可思議な展開になってゆくので、煙に巻かれたような気分に陥る。故にか、最後の謎がほどけていく瞬間は何だかすっとして、読後の余韻が心地よかった。
植物園の園丁が、中途半端にしていた歯の治療跡が痛くて歯医者に駆け込んだ。その歯科医の家内が犬に見えたことから不思議なことがおこりはじめる。
ふわふわしたまま三分の二を読んだので、もう一回読まなきゃ私の中で着地できない。そんなファンタジー。過去と現在が溶けた世界だからふわふわは仕方ないかな?実際、最後の方はがっちり頭に食い込んだし。
「日本版アリス」な彼は、あまり好きなタイプではないところがあったが、坊と会ってからの彼はいい感じだった。

3人の千代。





