勉強しなければだいじょうぶ

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 113
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022506269

作品紹介・あらすじ

子どもって本当に気を遣っているよ。なんでそんなに学校が大事なの?されど学校なんだね。だらだらしていると叱られる…。本来人間は学習人だよね…。子どもの愛しかた、愛されかた。世界的な絵本作家の教育論。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったぁ。
    引用羅列。
    *今は勉強があって学習が無いんだと思います。
    *大和民族は学校制度に合わないんだと思うんだよね。
    *基礎がダメなら未来はないといった考え方。これ、はたして正解なんでしょうか?

    引用だけだと全然伝わりませんね。

    最後に語られている「五味ワールド」の教育システムは実現したら楽しいだろうなぁ。

  • サイコー!!傑作!!!

    この本は、
    子どもを育てる親、
    子どもと過ごす教師、
    子どもが居る社会に暮らす大人、
    そして、かつて子どもだった大人、
    …つまり、全大人が絶対に読んで欲しい!!

    もちろん賛否両論あるだろうけれど、
    こんな考えもあるよって、一応全大人が知ってたら
    も少し世界は美しくなる。…はず。

    絶対周りの人に勧めよう♪

  • 只々、五味太郎が学校教育について独自の持論を披露する一冊。
    いやー、最もだと思うところもあるけれど
    人の考え方も十人十色だからこそもっと柔軟性を持った語り口の方が私は好きだ。

    五味太郎さんの持論は確かに的は得ている。
    ただ、ちょっと偏ってる気もする。
    常に自分の考え方や持論も「ひとつの意見」として自分を俯瞰しておきたいと思う。

  • 自分の頭で考えるということ。

  • 五味さんのエッセイが好きだ。
    久しぶりに読んだ彼の本は、ちょっとインタビュアーに難ありだな。
    一般的な読者のステレオタイプの代表、的なスタンスなら
    百歩譲ってみてもいいが、
    刺激的でワクワクするような五味さんの話を、
    ちゃんとイメージ出来てるのか不安だ。
    最後の夢の構想の具体的な話を聞く段になっても
    「交通費は誰が出すんですか」とか、理解に苦しむ質問が多すぎる。
    その辺を無視して読んでいけば、直観的で想像力を刺激する話がたくさん。
    「勉強する」と「学習する」と便宜上その言葉を当てはめているが、
    ニュアンスをちゃんと汲み取れれば、ここで話していることの広さが分かる。
    http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1642.html

  • ああ、やっと買えたー♪五味さん最高。

  • おもしろかった。

  • ホームスクールの日々は、親にとってしみすいた学校教育モラルをそぎ落とすことにある。
     
    これがダメ押し。
    学校教育を、これほどザルの上にのった果物のひとつように眺められるものはない。

  • 勉強と、学習。確かに!と膝を打ちたくなる言葉がたくさん出てきます。それにしても頭の回転が速い。かしこい人なんだなあ。間に挟まれる可愛いイラストも好き。

  • 薄味。
    もっと学習に絞った話にすべきで、突っ込みも足りない。
    これを読んで助かる親などいるのか。

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著者プロフィール

五味太郎 1945年生まれ。工業デザイナーを経て絵本の世界へ。サンケイ児童出版文化賞、東燃ゼネラル児童文化賞、ボローニャ国際絵本原画展などで数多くの賞を受賞。絵本に『きんぎょが にげた』『かぶさん とんだ』『さんぽのしるし』『ばったくん』『みんなうんち』『からだの みなさん』『どこまで ゆくの?』『にているね』(以上、福音館書店)『まどから おくりもの』『仔牛の春』『つくえはつくえ』(以上、偕成社)『かくしたの だあれ』『たべたの だあれ』(ともに文化出版局)『さる・るるる』(絵本館)「らくがき絵本」シリーズ(ブロンズ新社)など多数。絵本論『絵本をよんでみる』(平凡社)、絵本の仕事をまとめた『五味太郎 絵本図録』(青幻舎)がある。

「2023年 『おでかけ版 ひよこは にげます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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