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- Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022506276
感想・レビュー・書評
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解説を読んで、底本?元本?の存在に気付きました。底本を読んでからの方が自分にはよかったかも。
過去の混沌と現在の日本の混沌の融合なのかな?読んでいてかなり暗い気持ちに。悲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
う~~~~ん、
どうも乗り切れませんでした -
露悪的、という言葉が浮かんできた。白粉の匂いと汗の臭いの混じったにおいを感じた。
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昭和初期にメイドとして他家に勤めていた老女の回想譚。
林芙美子、吉屋信子、永井荷風へのオマージュ風な三話でした。
強かと言うか蓮っ葉と言うか…と言った感じの若い女が気に掛けたろくでもない男の話、奉公先の日独ハーフの娘の話、奉公先の老作家の話でしたが最初の話と最後の話が繋がって綺麗に収まっていました。
しかし、主人公の灰汁が強く、感覚的に分からない感情の動きがあったりで読後感は今一つで消化不良気味でした。 -
意地悪で怪しい。きちんと形ある人物と話の筋。読みやすい。ただ自分の好みと少し違った。