ツレはパパ2年生

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 242
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022506450

感想・レビュー・書評

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  • 細川貂々さんの子育てコミックエッセイです。

    息子さんが8カ月から1歳4カ月くらいの時期のお話です。
    旦那さんのツレさんが主に育児を担当していて後追いもあります。

    夫婦の言い合いも、息子さんの不思議な行動もとても上手に描いてあり、楽しく読みました。

  • うーん…。
    なんというか上手く表現できないんですが、感覚が(自分とは)違うと感じる部分が多かったです。
    母親ではなく父親が育児におけるファーストパーソンだから、とかではなく、例えば結婚式に普段着で行くエピソードとか、読んでいて「(´・ω・`)」←こういう感じにひっかっかった部分の印象ばかりが強くて。

    母親側からよく聞く「夫が傍観者!」という不満がそのまま(本来母親であるはずの)著者にあてはまって、それにツレさんが怒ってる状態はちょっと興味深かったですが、他の育児シリーズは読まない、かな…。

  • 09年当時イクメンという言葉がようやくはやりだしたころ、ツレさんのパパ友を作りたいという切実な思いがかなってなによりでした。うつで苦しんだツレさんでしたが、チートくんの育児でとても輝いてみえました。どちらかというとツレさんより貂々さんの方が苦労されてますよね。息子を放置するシーンがすこし気になりました。

  • 泣いてる顔がツボ
    貂々の「オヤジ」感とかツレの「お母さん」感とかがよい
    10年前と今だとまた全然状況が違うなあ、と思わされる
    第一抱っこ紐じゃなくて抱っこ帯って言ってるし


    泣かせときゃいーの!って言われると確かにムッとするけど、こうやって読むと、確かに泣かせときゃいい話なんだよなとも思わされる

    ずっと試行錯誤なんだろうなー

  • ツレさんの一人の人間を育てることは、一人の人間では足りない。
    という言葉、本当にそうだと思う。
    みんなで育児していける世の中にもっとなってほしい。

    そして、パパはママの代わりに十分なれる!産むことが大事じゃなく、育て方なのだなぁと感心した。

  • 2016/11/13読了

    「ツレうつ」「イグアナ」作者(のツレの)育児記録。
    出産←結婚 の本は図書館に行ってもなかったので(あるのかな?)見かけたらまた借りようと思う。

    1~2年目ということで、一歳、まだ赤ちゃんの頃。
    言葉も行動も理解できず困った頃のこと。
    育児は連れが行い、育児を傍から見守る作者と
    ある意味「俯瞰」してみているのは、作品としてはとても面白いけれど
    母親からしたらどうなんだろうと、少々疑問に思ったり。
    ただ、女性が仕事を頑張り男性がそれをサポートするのが珍しくない今の社会だったら、それが受け入れられるのかな。
    やはり実家の力は偉大なようだ。
    子供を育てるのに最も大切なのは「環境」
    そして夫婦の「協力」だということ。
    子供は親を映す鏡だとしっかり理解できる一冊。
    (イグアナ、鬱症状については言及無し)

  • 子供が成長するのは嬉しいけれど、行動範囲も広がるから目が離せなくなりますよね。後追いされてトイレにもいけないのは「あるある」と微笑ましく思いました。

    さらに、自分になついてるから自分だけ出かけたら泣いて大変だろうなと思っていたのにそうでもなかった時のちょっとした落胆ぶりも「あるある」

    なんか懐かしかったです。

  • 1歳になったちーとくんをとりまく、
    子育て奮闘記。

    個人的に子育てエッセーものって、
    自分がその立場に立たないと読み解けないことが多く、
    この本は私にはちょっとまだ早かったです。

    一般的なパパとママの役割が逆なので、
    子育て中の辛さがより浮き上がってるのかも?

  • ちーとくん1歳。やんちゃは止まらない。てんさんが仕事、ツレさんが育児なので、いつもツレさんに共感。特にツレの子離れ。甘やかしと愛情の境界線って難しい。漫画だけでなくツレさんのコラムも面白い。確かに、社会が遠いと感じることはあるし、ツレさん(パパ)ならなおさらだろうなぁ。どんなに泣いてもママの抱っこでピタリと泣き止む、ママにしかつかえない魔法というのもなるほどーと思った。こういうことって日々スーっと過ぎさってしまう。こうして絵入りで描いてもらえると色んな人にわかりやすくていいなぁと改めて漫画の良さを感じました。社会が(わたしを含め)もっと子育てに優しくなれたらいいな。

  • 『ちーと君』1歳頃のお話で、ちょっと前~現在の坊と重なることも多く、楽しく読めた。
    あと、うちも坊はかなりのパパっ子&夫も育児頑張って参加してくれてるので、そういう点でも共感する部分があった。

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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