- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022506597
作品紹介・あらすじ
Tabaimoによる物語絵巻が新たな構成で再現。
感想・レビュー・書評
-
新聞連載見てたし、個展に行ったので覚えている内容も多かったがやっぱりいいなぁ束芋さん。ひねりが加わったこういう絵好き。
経費削減の為か紙質がごわごわしているが新聞連載時の雰囲気を思い起こさせる。画集サイズだと高くなるがこのサイズだと手にとりやすい。
吉田修一の話だけならここまで話題にもならなかったんじゃないかな。色はどうやってつけているんだろう。現代の不穏さがふつふつとくる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
束芋ちゃんの独創的な世界観がこれでもかと溢れている。原作も面白かったけれど、この挿画と合わせて見ていくと不気味さが増幅されてきてぞくっとした。見応えありです!
-
癖になる世界観。小説『悪人』の言葉の断片を絵で表現されており、面白い。
-
映画を見て興味を持ちました。
作者の色使いがとても紙の質感とあっています。
原作も読んでみたいです。 -
2011.11.
『悪人』が朝日新聞に掲載されていた時の挿絵を、『悪人』の文章を添えてまとめた挿絵集。
朝日新聞に掲載されていた時に見ていた挿絵の数々が印象に残っていて、今回本になっていることを知って思わず手にとってしまいました。
グロテスクな絵ですが、『悪人』の生々しさを表す文章にこの絵はよくあっていると思います。 -
実は原作の小説は未読である。
束芋さんのシュールな絵と、コラージュのように引用された原作の文章が合わさって、グロテスクな世界観を作り出す。まるで不条理な悪夢のようだ。 -
他人の髪ば触っとると、
なんか死体に触れとる
ような気がしてくるとよ -
ああ、映画化された小説の挿絵集なのか…と今更気付いたのだけど、この人の絵は好きです。
-
なんて線の美しい絵だろう。
この人の世界観、好きだなぁ。
見ていて、グロテスクな絵も多いけれど、気持ちがいいんだ。 -
文庫本サイズで小さいのが残念だけど、内容はとても素晴らしい。