バンクーバー五輪フィギュアスケート男子日本代表リポート 最強男子。 高橋大輔 織田信成 小塚崇彦
- 朝日新聞出版 (2010年1月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022506788
感想・レビュー・書評
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オリンピックシーズン前に、人気を当て込んで発行された本なので、
ちょっと内容が古いのですが、
インタビュー内容や画像も豊富なので、ファンには楽しい一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SOI観に言った後で小塚君の章をよみました^^
……おかげでますますはまりそうです。
インタビュー読むようになったら重症だよなぁ
他の二人もちゃんとよみたかったけど時間切れ>< -
バンクーバー前の本。青嶋さんというと、『逢いたくなっちゃだめ』で知った人なのに、実はフィギュアコラムをネットでも書いてて、この本も出してたりしてた。妙なご縁。
細かいエピソードや、昔の写真を読むのも楽しいですな。 -
フィギュアに関する本、本当は別のものが良かったのですが、
ちょうど売り切れで、アフリカでボランティア仲間と一括購入
するためには、在庫のあるものしか買えませんでした。
と言う訳で急いで選んだ1冊。
著者は良くネットのフィギュア記事なんかも書いていますよね。
こういうのは私情が入り、私見っぽくなってくるのは
仕方が無いのでしょうが、それにしてもちょっと偏りが大きい。
写真もあまり良くなかったです。残念。 -
男子スリートップの入門書としていいのでは。写真も豊富。
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和む3銃士
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最強男子。高橋大輔が日本人初の世界選手権での金メダル獲得で証明してくれた。出勤時間を遅らせて、自宅のテレビでフリーを見ていた。高橋の演技途中で、もうこれは1位だと確信して、後半の3A跳んだ後から、涙があふれてきた。
最強男子。バンクーバー五輪で日本代表男子シングル3人全員入賞。ここで既に証明されていたか。
男子フィギュアなんてあるの?という時代から、男子に注目していたという著者が、何年にも亘る取材から、おいしいところをまとめて提供してくれている。
高橋大輔、織田信成、小塚崇彦に焦点。それぞれのインタヴュー、オン/オフ・アイスの写真、著者の洞察による各選手のレビューで構成されている。
高橋は「僕を見て」の男子。著者が高橋自身をインタヴューした後で、関係者にインタヴューしているときも、話に入って来ようとするような。4人兄弟の末っ子。方策を取らなければ自分に目を向けてもらえないとでも思っているような。その個性が、類まれなる表現力の根底なのだろう。世界最高の演技構成点が実力を裏打ち。
泣きの織田。生で接するとすごいらしい。マンガの擬態語で表せるような大号泣。もう泣かないって言っていたらしい。でもその豊かな感受性がスケートに生かされるはずだから。
牡羊座らしくちょっとした失敗が大きく表に出てしまう運命。オンでもオフでも。今回、よりにもよって、誕生日に…ドラマチックな星のもとに生まれたのだ。これからだ、大きなドラマで栄光に包まれる瞬間が来るのは。
ランビエールのファンらしい。
小塚。スケートおたく。見たまんまのおとなしい性格らしい。でもスケートのことを話し始めると止まらない。音楽の音そのものを表現するスケート。音楽の持つドラマを演じるのでも、音楽に合せての叙情でもなく、新しいフィギュアスケート表現の形に挑戦。
子供の頃から知っている佐藤コーチ夫妻+有香コリオグラファーのチームに絶対の信頼。佐藤信夫コーチが、小塚の演技前に背中をポンと叩くことについても載っている。